前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

小倉志郎の原発ウオッチ(6)動画「ウラルの核惨事 65年後の放射能」ーこれを見れば、汚染地域の今後 が予想できる

   

 小倉志郎の原発ウオッチ(6

 

動画「ウラルの核惨事 65年後の放射能」(26分)

―これを見れば、福島県を中心として汚染地域が今後
どう
なるかがほぼ予想できますー

 

小倉志郎(元・原発技術者)


昨日、メル友から教えてもらった動画(2556)です。一昨日の深夜のテレビでも放映されたそうです


「ウラルの核惨事 65年後の放射能」


http://www.dailymotion.com/video/x16r9fh_%E6%B6%88%E3%81%9B%E3%[
81%AA%E3%81%84%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD-65%E5%B9%B4%E5%BE%8C%E3%81%AE%E8%AD%A6%E9%90%98_news?search_algo=2


これは今年(2013)できたドキュメンタリー映画ですが、ソ連時代の1940年代から3度起きた放射能漏れ事故による農村の放射能汚染の影響を報告したものです。長期間、住民たちは健康を害し続けていたのですが、なんと2006年になってロシア政府はやっと汚染地域の閉鎖を決定したのです。その理由は、


「1ミリシーベルト/年以上の汚染なので」(!!)だそうです。
長期間にわたる事実上の「人体実験」の結果を否定しきれなくなったからでしょう。


一方、20ミリシーベルト/年未満なら元の住所に戻ってよろしいという日本政府や県の判断がいかに異常かがわかります。

 

この動画を見れば、福島県を中心として汚染地域が今後どうなるかがほぼ予想できます。


どう考えても先の15年戦争の敗戦と同等かそれ以上の大事件だと思います。

戦争なら「国敗れて山河あり」でしたが、311フクシマは、人々が暮らせる山河が永久に無くなるのですから。


この事件の本質を早く多くの国民が知る必要があります。

 

http://www.dailymotion.com/video/x16r9fh_%E6%B6%88%E3%81%9B%E3%81%AA%E3%81%
84%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD-65%E5%B9%B4%E5%BE%8C%E3%81%AE%E8%AD%A6%E9%90%98_news?search_algo=2

 

 - 現代史研究 , , , , , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

日本リーダーパワー史(634)日本国難史にみる『戦略思考の欠落』(27) 『川上操六参謀次長の田村怡与造の抜擢②<田村は川上の懐刀として、日清戦争時に『野外要務令』や 『兵站勤務令』『戦時動員」などを作った>

  日本リーダーパワー史(634) 日本国難史にみる『戦略思考の欠落』 …

『オンライン講座/今、日本に必要なのは有能な外交官、タフネゴシエーター』★『日本最強の外交官・金子堅太郎のインテジェンス➄』★『ルーズベルト大統領は「旅順陥落」に大喜びー 黙っていると”Silence is Consent”(同意した) とみる。どしどし反論せよ』★『黄禍論と戦う、旅順の戦闘、日本海海戦の大勝利に大統領も大喜び』

    2017/06/25日本リーダーパワー史( …

no image
『2018年、米朝戦争はあるのか➈』-『トランプ大統領の「認知症騒動の顛末」★『銃乱射の被害者を訪問したトランプ、ご機嫌で大顰蹙(ひんしゅく)。この男に心はあるのか?』★『米副大統領、平昌五輪で北朝鮮と会談予定だった 北朝鮮がドタキャン』

トランプ大統領の「認知症騒動の顛末」 前坂 俊之(ジャーナリスト) CNNは1月 …

no image
 世界、日本メルトダウン(1036)– 『4/25は北朝鮮軍創立記念日、まだまだ続く朝鮮半島チキンレースの行方はどうなる!』●『対北朝鮮「武力行使なら全面戦争」=米専門家にインタビュー』★『北朝鮮危機は金正恩の「怯え」が原因だった 米国のメッセージで彼が感じる「命の危険」』●『トランプ政権がこのままいくと「リーマンショック」が再現されるのではないか』

 世界、日本メルトダウン(1036)– 『4月25日は北朝鮮軍創立記 …

日本リーダーパワー史(688) 『中国行動学のルーツ③』-150年前の明治維新後の「日中外交交渉」での異文化コミュニケーションギャップ <中華思想対日本主義=エスノセントリズム(自民族中心主義)のすれ違いが日清戦争に発展した。

  日本リーダーパワー史(688) 『中国行動学のルーツ③』ー150年 …

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(133)/記事再録★『大宰相・吉田茂首相と戦後憲法』ーマッカーサーは 憲法は自由に変えてくださいといっている。 それを70年たった現在まで延々と「米国が新憲法を 押しっけた」「いや日本が押しっけられた」と非難、 論争するほど無意味なことはない』★『1週間で戦後憲法を作った米国の超スピード主義』『憲法改正を70年間議論している超スローモーな日本沈没政治』

    2016/03/10 &nbsp …

no image
池田龍夫のマスコミ時評(78)◎『「第2の国会事故調」を作れ(2・22)●『ボーイング787機生産ストップの波紋(2・20)

  池田龍夫のマスコミ時評(78)   ◎『「第2の国会事故 …

[ Z世代のためのAI(人工知能)を上回る天才脳の作り方②」★『世界の発明王」エジソンは小学校で先生から「成績が悪い、劣等生だ」と叱られれ、以後、小学校には行かず、母親から「百科事典」(今でいうならGoogle)を基に教育を受けた。天才、リーダーは学校教育では作れない』★『秀才、優等生よりは、落ちこぼれ、落第生の方が天才になれるのよ』 

2018/02/03『オンライン講座/独学/独創力/創造力の研究➄』  …

no image
  ★『 地球の未来/世界の明日はどうなる』 < 米国メルトダウン(1054)>『ロシアゲート事件の議会調査で解任されたコミーFBI前長官が証言』★『落合信彦氏「トランプはFBIに追われ大統領職を放り出す」』●『  目の前に迫ったトランプ退任、ペンス大統領就任 予算教書で明らかになった”まさか”の無知無能ぶり』

  ★『 地球の未来/世界の明日はどうなる』 < 米国メルトダウン(1054)> …

『オンライン講座/昭和の大宰相・吉田茂のジョーク集』②『歴代宰相の中でも一番、口の堅い吉田じいさんは公式でも突っけんどんな記者会見に終始して、新聞記者と個人的に会談したケースは少ない。『総理番記者』は『新聞嫌いの吉田ワンマン』取材用に誕生した」●「伊藤博文の大磯邸”滄浪閣“を買取り、自邸の『海千山千楼』に改築した。

     2016/02/09 日本リー …