『美しい歴史文化の鎌倉』スペシャル!鎌倉時代800年前にタイムスリップできる『まんだら堂やぐら群』は歴史絶景ポイント
<『美しい自然と歴史文化の鎌倉』スペシャル!>
『行楽シーズン本番!鎌倉は来年6月、世界文化遺産に多分なる
でしょうね。
でしょうね。
世界中からくる観光客が鎌倉時代800年前の姿にタイムスリップで
きる歴史スポットはこの『やぐら』『古道』しかない。
『まんだら堂やぐら群』こそ唯一の歴史絶景ポイントだよ
(10月6日現在)』
きる歴史スポットはこの『やぐら』『古道』しかない。
『まんだら堂やぐら群』こそ唯一の歴史絶景ポイントだよ
(10月6日現在)』
前坂 俊之(鎌倉ブラブラウォ―カ―)
●普段は文化財保護のため非公開になっている逗子市小坪にある「まんだら堂やぐら群とその周辺」は10月6日から12月まで、毎週土、日曜日を「臨時公開日」として、一般に開放している。『やぐら』(鎌倉時代のお墓、墓地で当時の姿をよく伝えている)がここほどたくさん100以上も発掘され、そのうち50ほどがまとまって見物、一望できる所はない。鎌倉時代800年前の姿にタイムスリップできる歴史絶景スポットである。
逗子市教育委員会の「平成24年度、臨時公開資料」パンフレットによるとー
<まんだら堂やぐら群とその周辺>
「まんだら堂」の名が確認できる最も古い文献は、文禄三年(1594年)の検地帳。しかし、そこには畠の地名として記されているのみで、「まんだら堂」がどんな建物だったのが、いつまで残っていたのかなど、詳しいことは残っていない。
「まんだら堂やぐら群」は、一つひとつは2m四方程度と小規模で構造も単純なものが多いですが、150穴以上の存在が確認されている有数のやくら群で、これだけまとまったやくらを良い状態で見ることのできる遺跡は鎌倉市内にも少なく、たいへん貴重です。
やくらの中に並ぶ五輪塔は、後の時代に動がされているものが多いので、中世の姿そのままとは言えませんが、主に火葬した骨を納めるなどして供養するために建てられたものです。
葬られたのは、武士や僧侶が多かったと考えられていますが、経済力を蓄えた商工業関係者なども含まれていたかも知れません。
これまで、史跡整備のための情報収集等を目的として、部分的に発掘調査を行ってきましたが、平成13、14年度に実施した調査では、尾根の岩盤を大きく削って造った崖にやぐらを掘り、発生した大量の残土(岩くず)で前方の谷を埋め立てて平場を造っていることがわかりました。
北西方向の鎌倉側を向いたやくら群の前面平常軍、柱穴などの遺構や、がわらけなとの遺物も多く発見されていますが、現在のまんだら堂入り口付近の平場では、遺構、遺物ともこく僅かしか出土していません。
また、やくら付近や周辺の平場などでは遺体を火葬したと思われる跡も各所で確認されています。ここで荼毘に付された方のお骨がやくらに納められたのかも知れません。
出土した遺物から見たかぎりでは、鎌倉時代の後半(13世紀末頃)から平場の造成とやくらの掘削が行なわれ、室町時代の中頃(ほぼ15世紀いっぱい)まで供養などが行なわれていたものと考えられます。
切通路の周辺に点在する平場も、中世に山を削って造られたものが多いようですが、それらが切通の防衛のために使われたものかどうかはわかりません。
平成17年の発掘調査では屋根の上の岩盤をコの字形に粗く切り整え、その中央に切石を敷き並べた遺構が発見されました。この石敷遺構の西側からは斬首されたと考えられるヒトの頭蓋骨1個が埋められた楕円形の土坑も発見されています。この遺構は、五輪塔などの石塔を据えるための基礎だった可能性が考えられます。あるいは、訳あって処刑された名のある方を供養するための施設だったのかも知れません。
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