速報(361)『日本のメルトダウン』「日経の『温家宝首相 親族の「錬金術」報道●『底知れぬ中国共産党権力の腐敗構造~
2015/01/01
る日経の関わり方は、衰弱の一語です。
本来は赤面しなければなりません。
筆者の飯野氏、日経の論説委員で、S58年
京大卒、同年入社、中国総局長など、中国、
東南アジアの駐在経験豊富の由。
彼が指摘するのは
1)中国メディア「博訊新聞網」によって、
この類いの報道がNYTによって流されると
事前に知らされていた。
2)NYTは保守派からのリーク記事では全
くない、と否定。
3)温家宝派が、読者のショックを少しで
も和らげる為、事前に工作したと考えられ
る。
4)発表されて、即弁護士を通じて、事実
無根と否定。
5)共産党宣伝部は、国内での情報拡散を
完璧に防いでいる。その統制力は見事だ。
以上が飯野氏の指摘の要点ですが、些末な
どうでも良いことばかりアゲツライ、こと
の本質に正面から対峙しない日本のジャー
ナリズムの典型です。
1)日本のクオーリティペーパー??とし
て、NYTのBARBOZA記者の様なリスク覚
悟で一次情報、生情報の入手に挑戦せず、
常にNYT, FT, ECONOMISTの後塵を拝し
ている。この人の記事を追うと、海外一流
紙の後追いが実に多い、日付を比べました。
経営もそうですが、一次情報を自ら大汗を
かいて入手し、現実と常に直接対峙して行
かないと腐っていきます。若者への正義や
倫理教育、先ずリスク覚悟の行動が第一と
いう原点が見失われます。
日本国外務省の顔色ばかり窺って、相手国
と軋轢を起こさない様にすること第一が、
習い性になっているのでは?
如何に深刻な問題でも、安全地帯に身を置
いた、一番手を走らせた後追いで解説記事
を書き、したり顔でいる。二次情報だけ相
手にして言葉を加工している。
BARBOZA記者の様な記事を日経北京は取
材出来なかった訳で、これを先ず詫びるべ
きではないでしょうか。何が恥かを、教え
なければいけない一人です。
2)せめて、FTが社説でNYTを擁護した様
な、国家存続の為に早急かつ抜本的な腐敗
防止策を打たないと世界の為にならない、
位の主張をすべき。外務省を怒らせて丁度
良い、報復が怖いのでしょうが。
~中国株式会社の研究(187)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/36442
継続か、どうする?中国ビジネス
http://diamond.jp/articles/-/27343
冷蔵庫工場を蘇らせた
関連記事
-
-
『オンライン/2022年はどうなるのか講座①』★『異常気象とコロナ共生、経済再生の2022年(上)』★『コロナ収束と感染拡大の米英、EU,ロシア』★『デルタ株は自壊したという仮説』★『世界気象機関(WMO)異常気象の日常化と警告』★『石炭火力は「段階的な廃止から削減へ」★『中国の脱炭素・グリーン戦略のスピード』
(以下は2021年11月15日までの情報分析で、3人による放談です …
-
-
日本のメルトダウン(533)●「アベノミクスへの信頼感を試す消費増税(英FT紙)◎「再稼働説を支える3つの神話と1つの真実」
日本のメルトダウン(533) …
-
-
明治150年「戦略思想不在の歴史⒁」―『明治維新を点火した草莽の革命家・吉田松陰⑵』松下村塾で行われた教育実践は「暗記ではなく議論と行動」
松下村塾で行われた教育実践は「暗記ではなく議論と行動」 2015年、松下村塾が「 …
-
-
世界/日本リーダーパワー史(893)米朝会談前に米国大波乱、トランプ乱心でティラーソン国務長官、マクマスター大統領補佐官らを「お前はクビだ」と解任、そしてベテラン外交官はだれもいなくなった!
世界/日本リーダーパワー史(893) 「アメリカは民主主義国でル …
-
-
『オンライン講座/日本戦争報道論①」★『ガラパゴス国家・日本敗戦史』⑫「森正蔵日記と毎日の竹ヤリ事件⑤まきぞえをくった二百五十名は硫黄島 で全員玉砕した』★『挙国の体当たり―戦時社説150本を書き通した新聞人の独白』森正蔵著、毎日ワンズ)は<戦時下日記の傑作>森桂氏に感謝します』
2014/10/09 記事再録 120回長期連載中『ガラ …
-
-
『日米戦争に反対した』反戦の海軍大佐・水野広徳の取材ノート/遺品の数々」★『水野広徳年譜●『国大といえども戦いを好む時は必ず滅び、天下安しといえども戦を忘るる時は必ず危うし』』
米戦争に反対した』反戦の海軍大佐・水野広徳の取材ノート/遺品の数々 前坂 俊之( …
-
-
『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(128)』『東芝問題に見る、会社の危機は個人の危機?』●「 東芝「出直し新体制」を操る「最高実力者」の危険な影響力」
『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(128)』 『東芝問題に見 …
-
-
『リーダーシップの日本近現代興亡史』(226)/日米戦争の敗北を予言した反軍大佐、ジャーナリスト・水野広徳(上)」『 松山で下級武士の子として生まれるが、一家離散に』★『海軍軍人になり、日本海海戦で活躍』★『「此一戦」の執筆を空前のベストセラーとなる』★『 日米戦争仮想記「次の一戦」で、匿名がバレて左遷』★『第一次大戦中の欧米へ視察旅行へ、』★『再び大戦終了後の欧州視察へ、思想的大転換、軍備撤廃主義へ』
日米戦争の敗北を予言した反軍大佐、ジャーナリスト・水野広徳② &nb …
-
-
『百歳学入門(187)再編集』★『「長崎原爆の平和祈念像」を創った彫刻家・北村西望(102歳)の偉業』★『ノーベル平和賞を「日本被団協」が受賞、北村彫刻が再脚光された』★「いい仕事をするには長生きをしなければならない』★ 『たゆまざる 歩み恐ろし カタツムリ』
『日々継続、毎日毎日積み重ね,創造し続けていくと、カタツムリの目に見えないゆっく …
-
-
『Z世代のため中国貿易の研究』★『支那の対外貿易の原則』★『16、17世紀の明時代以降の中国と西欧列強のポルトガル、オランダ、イギリスとの貿易関係はどのようなものだったのか』★『現在中国の貿易ルールのルーツがわかる記事』
2017/08/29 明治150年歴史の再検証『世界史を変えた北清事変⑨』記事再 …
