前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

速報(466)『日中韓外交座談会「支那政府は相手にせず」 近衛外交失敗の轍を踏むな』●『堺屋太一内閣参与の去就』

   

   速報(466)『日本のメルトダウン』

 
国際デイープニュース座談会

 

◎『日中韓外交座談会ー日中戦争の教訓、「支那政府は相手にせず」
近衛外交大失敗の轍を踏むな

●『秋の陣アベノミクス座談会①10 月消費税値上げ決定の行方、
堺屋太一内閣参与の去就』(
30分)

●「国際デイープ座談会①ー米英仏のシリア攻撃で9/8日、
東京オリンピック開催地決定はどうなるのか?

 

前坂俊之(ジャーナリスト)

 

828日夕、政治経済評論家・梶原英之と松山徳之(上海在住の中国ウオッチャー、ジャーナリスト)、前坂俊之(静岡県立大学国際関係学部名誉教授)の3人で国際デイープニュース座談会をおこなった。

パート①は27日からシリアの毒ガス兵器使用について米英仏の制裁限定ミサイル空爆の可能性が急浮上し、1週間内に攻撃開始とのニュースが飛び交っている。この問題の行方はどうなるのか、そして、日本にとっては10日後に控えた2020年のオリンピック開催地決定に、どのような影響を与えるのか、また対立がエスカレートしている日中韓の緊張関係で、中国、韓国は東京開催に賛成なのか、反対行動にでるかにも注目が集まっている。そのあたりを踏まえて論義した。

この後、パート3として、日中韓の対立と今後の外交はどうすればよいかを、話し合った。

特に、1937年(昭和12年)77日に起こった日中戦争(盧溝橋事件(ろこうきょうじけん)と、その時の圧倒的な人気だった近衛内閣、その後の第3次近衛内閣当時の大政翼賛会的状況(自民党絶対多数の現在の状況と同じ)、南京陥落、近衛声明「支那政府は相手にせず」の外交失敗、戦争の拡大と泥沼化の経過、類似性について、論議した。

間もなく尖閣問題の衝突から丸1年、満州事変の発端日(9/18)のメモリアルデーもくるるが、「話し合いの扉はひらいている」といいながらも、一方では「支那政府は相手にせず」的な態度の我慢比べを行っているが、これも近衛声明の2重3重の迷走に陥る危険をはらんでいるのではないか。

『安倍首相、中日首脳会談「無条件」開催要求の背後』

http://japanese.beijingreview.com.cn/pl/2013-07/04/content_556558.htm

●速報(352)『日本のメルトダウン』野田、安倍両総裁は近衛内閣の「国民政府を相手にせず」の外交大失敗をくりかえすな』

http://maesaka-toshiyuki.com/top/detail/1539


 - 現代史研究 , , , , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
速報(388)『日本のメルトダウン』●『“死後硬直”が戻ってくる前に急ぐ安倍首相』●『焦点:深刻化する中国の大気汚染』

速報(388)『日本のメルトダウン』   ●『“死後硬直& …

no image
梁山泊座談会『若者よ、田舎へ帰ろう!「3・11」1周年―日本はいかなる道を進むべきか①』雑誌『日本主義』2012年春号

《日比谷梁山泊座談会第1弾》 超元気雑誌『日本主義』2012年春号掲載(3月15 …

no image
日本リーダーパワー史(848)ー『安倍首相の「国難突破解散」は吉と出るか、凶と出るか、いずれにしても「備えあれば憂いなし」である』★『リーダーの心得は「リスク計算して最悪に備える」「悲観的に準備し、楽観的に実施せよ」②』

日本リーダーパワー史(848)ー 安倍晋三首相は25日、官邸で記者会見し、28日 …

no image
『ナツひとりー届かなかった手紙』の解説ーー100周年を迎えたブラジル日系移民の歴史

『ナツひとりー届かなかった手紙』新橋演舞場2007年11月、公演のプログラム解説 …

no image
速報(156)★まとめ児玉龍彦氏の発言●『日本記者クラブ会見(90分)』『専門家の役割(児玉龍彦氏と山下俊一氏の違い)』

速報(156)『日本のメルトダウン』★まとめ児玉龍彦氏の発言 ●「東京大学アイソ …

no image
『日本戦争外交史の研究』/『世界史の中の日露戦争』⑤ー1903(明治36)年3月l日、光緒29年葵卯2月3日『申報』 『アジア情勢論』『ロシアと日本、互いに憎み合う』

    『日本戦争外交史の研究』/『世界史の中の日露戦争』⑤   1903(明治 …

no image
『リーダーシップの世界日本近現代史』(284)★『医師・塩谷信男(105歳)の超健康力―「正心調息法」で誰でも100歳まで生きられる』★『 「生れるということは「生きる(息きをすること)、これが人間の最初であり、水を飲まなくても飯を食わなくても、多少は生きられる。ところが息が止まるとと生きていけない。息を引き取り臨終となる。これが根本!」』

  2015年3月29日/百歳学入門(109)記事再録 医師・塩谷信男 …

no image
速報(275) ◎『除染作業を見た双葉郡広野町_』 『原発事故1年_Jビレッジ周辺_』 『2号機水位 格納容器底から60センチ 」

 速報(275)『日本のメルトダウン』  ◎『除染作業を見た …

no image
日本リーダーパワー史(147)国難リテラシー・『大日本帝国最期の日』(敗戦の日) 海軍省・軍令部はどう行動したのか⑤

 日本リーダーパワー史(147)   国難リテラシー・『大日本帝国最期 …

日本リーダーパワー史(604)『安倍・歴史外交への教訓(10)「世界史の中での日韓関係のパーセプションギャップ⑤」ー「日本の対中国、対朝鮮外交は、ほとんどウソで固められてきたといって過言でない。これを知ったうえで、戦後の外交を再検討、再出発する必要がある。(大宅壮一)

  日本リーダーパワー史(604) 『安倍・歴史外交への教訓(10) 「世界史の …