前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

『世界漫遊記/ヨーロッパ・パリ美術館ぶらり散歩』★『ピカソ美術館編⑧」★『⑩ピカソが愛した女たちーその多種多様、創造的インスピレーションには本当に圧倒されますね。』

   

 

   『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(112)』

≪F氏のコメント≫

小生、ピカソが何となく分かりだしたのは60才過ぎてからです。

多種多様といっても、人間が多いですが、画材、対象との交流から湧き出る創造的インスピレーションには本当に圧倒されますね。

ピカソの多彩な「人間透視術」の中味に興味が尽きません。この辺がポイントですね。

既報のこの秀作も、お気付きの様に1937年、ピカソ56才の作でモデルのマリ・テレーズ28才の作品です。愛人生活10年目です。

既に第一報で差し上げております、テレーズが欣喜雀躍、画家も掌中の玉の様に愛撫している様が溢れでてくる様な作(1937年、同年の作品)とは一変し、憂いと悲しみで涙も零れる姿が活写されています。

若い愛人が沈鬱な表情、ひょっとしたらピカソの又々の浮気に怒り心頭なのかもしれません?が。この表情にもなんとも言えない哀愁が感じられる。

い気品と情感が漲っています。

油絵の具を塗り重ね、入念に時間をかけた力作では、と思いますが、仔細

に考えますと、画家が加害者?ですから、ここでも食人鬼ピカソの面目躍

如かもしれません。

時価50億円から100億円でしょうか(笑)?

今更ですが、オルセーを入れますと、まだ相当数の写真が在庫しており、

一つ一つ例の様に仕上げて、深夜これからも楽しめるとは全く予想してお

りませんでした。ICTの威力に感謝しております。

これからも、海外探訪は美術館巡りを最優先しますよ(笑)。

1111111

 – 湘南海山ぶらぶら日記

 - 人物研究, 現代史研究, IT・マスコミ論, 最先端技術『見える化』動画

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

『Z世代への昭和史・国難突破力講座⑯』★『戦後の高度経済成長の立役者・世界第2の経済大国の基盤を作った『電力の鬼』・松永安左エ門(95歳)の長寿健康10ヵ条」★『遺書には▶栄典類はヘドが出るほど嫌い▶死後一切の葬儀・法要は不要▶墓碑一切不用、線香も嫌い』

2019/03/27「知的巨人の百歳学」(147)記事再録再編集 「何事にも『出 …

no image
最高に面白い人物史⑦人気記事再録★『日本が世界に先駆けて『奴隷解放』に取り組んで勝利したマリア・ルス号事件(明治5年7月)を指揮した」『150年前の日本と中国―副島種臣外務卿のインテリジェンス』

  2019/04/08日本リーダーパワー史(976)ー   …

no image
野口恒の<インターネット江戸学講義⑩>第4章 網の目に広がった情報通信のネットワ-ク(下)―“町飛脚のネットワ-ク”

日本再生への独創的視点<インターネット江戸学講義⑩>   第4章 網の …

no image
『F国際ビジネスマンのワールド・ウオッチ(68)』「本田圭佑のビッグマウスを持ちあげたNHKやテレビのお粗末番組>

       &nb …

世界を変えた大谷翔平「三刀流物語/前任者たち⓼』★『2013年/MLBを制したレッドソックスの守護神・上原浩治投手の必勝法10か条ー「過去のことは過去のこと。引きずっても仕方ない。すぐ切り替え今日、明日を見た方が人生楽しい」★『 上原は74%がストライク。900球以上投げた投手で、こんなすごい投手は2000年以降いない』など

    2013/10/11記事再録   …

no image
梶原英之の渾身歴史ルポー『日本の物語としての辛亥革命(2)』ナゾに包まれた孫文像と盛宣懐(下)

<辛亥革命百年と近代日中の絆―辛亥百年後の‘‘静かなる革 …

no image
『オンライン講義/140年前の外国新聞 (フランス紙『ル・タン』)がズバリと指摘した<死に至る日本病>とは』★『①論理的な学問なし②記憶力、詰め込むだけの教育③理性的学問では小学生レベルの無能な学者を量産④優柔不断で論理性のない人間ばかり⑤新しい状況に適応できない、実際的な良識にかけた人間を作っている』

(記事再録) 1874(明治7)年5月23日付 フランス紙『ル・タン』 報道の『 …

「今、日本が最も必要とする人物史研究➂」★『日本の007は一体だれか』★『日露戦争での戦略情報の開祖」福島安正中佐➂』★明石元二郎の「明石謀略」は裏で英国諜報局が指導しており、福島安正、宇都宮太郎(英国駐在武官)がバックアップした。

日本リーダーパワー史(553)記事再録                前坂 俊之 …

no image
『オンライン/京都清水寺の貫主・大西良慶(107歳)の辻説法』★『人生は諸行無常や。いつまでも若いと思うてると大まちがい。年寄りとは意見が合わんというてる間に、自分自身がその年寄りになるのじゃ』

    2018/01/28 &nbsp …

no image
記事再録/知的巨人たちの百歳学(120)ー戦国時代の医者で日本長寿学の先駆者・曲直瀬道三(86歳)の長寿養生俳句5訓」★『日本人の健康長寿の古典的な実践をおこない、貝原益軒よりも先駆的な業績であろう。』

 2013年6月20日/百歳学入門(76) 日本長寿学の先駆者・曲直瀬 …