前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

池田龍夫のマスコミ時評(93)「原発ゼロの今こそ、新エネルギー政策構築を急げ』『オスプレイ日米共同訓練の行方が心配』

   

  池田龍夫のマスコミ時評(93)


●「原発ゼロの今こそ、新エネルギー政策構築を急げ(9/17) 

●『オスプレイ日米共同訓練の行方が心配9/11)』

 

◎「原発ゼロの今こそ、新エネルギー政策構築を急げ(9/17) 

 

 福井県大飯原発(福井県)4号機が915日から定期検査に入り、運転を停止した。国内で稼働する原発50基は、昨年7月以来ゼロとなった。
 東京電力福島第1原発事故から2年半。深刻化する放射能汚染水問題一つとっても、事故の収束は見通せない。その中で、再稼働を進めようとする安倍政権の姿勢はおかしい。稼働原発ゼロの今こそ、改めてエネルギー政策の構築を急ぐべきだ。
 一方、原子力規制委員会は、疑いのあった原発敷地内の活断層を否定、留保していた定期検査後の再稼働に向けた新規制基準での安全審査再開を決めた。規制委には厳正な調査を強く望みたい。
 政府は年末をメドに策定するエネルギー基本計画に、原発維持の方向を明記する方針だ。明確な将来像も示さず、民意に反する、なし崩し的な再稼働推進は容認しがたい。

 共同通信社の最近の世論調査でも、再稼働反対が過半数を占めている。一方で、原発への危機意識が薄れつつある。福島の事故後に示した「脱原発」の民意を思い起こし、政府や電力会社は、原発に頼らない社会づくりを目指してもらいたい。

 

●『オスプレイ日米共同訓練の行方が心配9/11)』

 

       

 小野寺五典防衛相は96日、新たなオスプレイ訓練計画を発表した。「普天間飛行場に配備されている米軍の垂直離着陸輸送機MVオスプレイ訓練のため、10月に本土での日米共同訓練に初参加する」と言明した。

 訓練地域の調整を、米側と行っているというが、住民への説明抜きに行っている波紋は大きい。オスプレイは開発段階から事故が多く、犠牲者も数人にのぼる。つい最近も米国内で墜落事故があったばりだ。

滋賀県の陸自・饗庭野演習場で10月上旬から,陸自と米海兵隊の合同訓練を予定。次いで10月中旬から高知で県内と海上訓練も見込まれている。防衛省は2015年度予算にオスプレイ購入費を計上するというから、「日米同盟」の名のもとに軍事協力は進む一方だ。

また本土内の別地域でも訓練計画があり、沖縄県を中心にオスプレイ反対の住民運動が一層激化するに違いない。

 - IT・マスコミ論 , , , , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
野口恒のインターネット江戸学講義⑨>第4章 網の目のように広がった情報通信のネットワ-ク(上)ー垂直回路と水平回路

日本再生への独創的視点<インターネット江戸学講義⑨>   第4章&nb …

『オンライン講座/日本興亡史・決定的瞬間の決断突破力の研究 ㉓』★『 帝国ホテル・犬丸徹三が関東大震災で示した決断・実行力 に学ぶ』★『帝国ホテルはフランク・ロイド・ライトの設計で新館が完成し、大正12(1923)年9月1日正午から『新館落成記念披露宴』が開催予定だった。まさにこの1分前にマグニチュード7.9の未曽有の関東直下型大地震が起こった』★『帝国ホテルの歴史的決定的瞬間に犬丸支配人はどう行動したか、歴史はその時、動いた』

    2011/04/03   日本リ …

no image
野口恒のインターネット江戸学(17)江戸は意外に「実力主義」の競争社会―実力主義の戦国時代から世襲制の江戸時代へ(上)

日本再生への独創的視点<インターネット江戸学講義(17)   第8章  …

no image
世界/日本リーダーパワー史(954)ー米中間選挙(11/6)の結果、上下院議会の“ねじれ現象”はトランプの国内、対外政策にどう響くか、暴走は一層エスカレートするのか(上)

世界/日本リーダーパワー史(954) 米中間選挙後のトランプの暴走はブレーキがか …

no image
野口恒のインターネット江戸学講義(16)>諸国を遍歴、大仕事をした“歩くノマド”たち(下)ー90歳まで描き続けた葛飾北斎

  日本再生への独創的視点<インターネット江戸学講義(16)> &nb …

no image
  日本メルトダウン(999)―『孫・トランプ会談、米メディアも高い関心 M&A加速と分析も』●『嘘か真か、トランプ流「ツイート砲」がメディアを圧倒』●『トランプ政権の命運を握る“超保守派”の懐刀ーメディアを操り過激な政治主張を繰り出すバノン氏(古森義久)』●『日銀がETF買いで「日本企業の大株主」になることの大問題』●『北方領土返還やっぱりプーチンに騙された“お坊ちゃま首相”』●『ガラパゴス日本の文化や技術が世界標準を目指すべきでない理由』

   日本メルトダウン(999) 孫正義氏,携帯再編、規制緩和狙いか…トランプ氏 …

『Z世代のための米大統領選挙連続講座⑩』★『世論調査はハリス氏42%、トランプ氏37%で、5%差が拡大』★『民主党副大統領候補にはミネソタ州知事・ティム・ウォルズ氏(60)に決定』★『「ラストベルトでの世論調査でもハリス氏がトランプ氏を僅差で上回った』

  8月5日、バイデン大統領の後継候補について、民主党の代議員によるオ …

『Z世代のための日本最高のリーダーシップ・西郷隆盛論⑤』★『米国初代大統領・ワシントンとイタリア建国の父・ガリバルディと並ぶ世界史の英雄・西郷隆盛の国難リーダーシップに学ぶ。★『奴隷解放』のマリア・ルス号事件を指導。「廃藩置県」(最大の行政改革)「士農工商・身分制の廃止」『廃刀令」などの主な大改革は西郷総理(実質上)の2年間に達成された』

2019/07/27  日本リーダーパワー史(858)/記事再録編集 …

『Z世代のための『バガボンド』(放浪者、世捨て人)ー永井荷風の散歩人生と野垂れ死考 ③』★『「人生に三楽あり、一に読書、二に好色、三に飲酒」』★『乞食小屋同然の自宅の裸電球のクモの巣だらけの6畳間の万年床の中で洋服を着たまま81歳で死去した。』

  2015/08/02    …

『Z世代のための最強の日本リーダーシップ研究講座(49)』★『地球環境破壊(SDGs)の足尾鉱毒事件と戦った公害反対の先駆者・田中正造②』★「辛酸入佳境」、孤立無援の中で、キリスト教に入信 『谷中村滅亡史』(1907年)の最後の日まで戦った』

 2016/01/25    世界が尊敬 …