前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

 『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(157)』 『イスラエルに魅せられて再訪(2016/1)」レポート(5)『死海(Dead Sea) で30年ぶりの浮遊体験』ー平均1年、1mのペースで湖面が低下しているという。

   

 2016/03/09     『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(157)』再録

https://www.maesaka-toshiyuki.com/history/15236.html

『死海、30年ぶりの浮遊体験』

1月の死海、世界的に著名な観光地もまるで冬眠の様に静寂である。忙しいのは3、4月以降の書き入れ時に向けて工事中の建設業者。(下死海のエン・ボケック Ein Bokek に宿泊)

流石にこの時期の水温は寒中水泳を思わせるが、塩水の透明度と独特のヌルヌル感は昔と変わらない。

大問題は、死海の水源が唯一ヨルダン川であり、ガリラヤ湖周辺、上流での灌漑、都市生活及び観光用飲料、工業用などで、大量に取水され、平均1年、1mのペースで湖面が低下しているという。2004年にマイナス417mの海抜が、2014年にはマイナス428mに下がった。

これは、イスラエル、ヨルダン、パレスチナ自治政府にとって死活問題であり、2013年には、180kmのパイプラインをヨルダン領内に設置し、紅海の海水を死海に引き込む計画に合意。3年で完成させる予定とのこと。

 - 健康長寿, 戦争報道, IT・マスコミ論

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
終戦70年・日本敗戦史(134)満州事変報道で、軍の圧力に屈し軍縮論を180度転換した「朝日」,強硬論を突っ走った『毎日』,敢然と「東洋経済新報」で批判し続けた石橋湛山

終戦70年・日本敗戦史(134) <世田谷市民大学2015> 戦後70年  7月 …

no image
 『日本戦争外交史の研究』/『世界史の中の日露戦争』⑬『開戦5ヵ月前の『英ノース・チャイナ・ヘラルド』報道―『開戦の直接原因となった『鴨緑江の竜岩浦(朝鮮領)に軍事基地を建設したロシア』●『英タイムズが報道した『ロシアの極東総督に強硬派のアレクセーエフ提督が就任』

     『日本戦争外交史の研究』/『世界史の中の日露戦争』⑬ 1903(明治3 …

no image
『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(147)』『アブーバクル・バグダディの「イスラム国宣言」についてーイスラム国自称カリフーを読み解くー「イスラム主義のグローバル化が進行し、民主主義、世俗主義、国民国家との戦いが これから延々と続く。

『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(147)』 「イスラム主義の …

★「コロナ騒ぎの外出自粛令で、自宅で閉じこもっている人のためにお勧めする<21世紀を予言したスーパーパーソン>抱腹絶倒の人物伝>超面白いよ」★『ノーベル賞を超えた『日本の知の極限値』ー「地球環境を守る/エコロジーの先駆者・南方熊楠先生だよ』!

「世界的日本人びっくりクイズ①」 <日本の歴史上の人物で、最大の世界的な天才とは …

『チコちゃんに叱られた新春大笑い』『50、60,70/ボーっと生きてんじゃねーよ③』★『江戸中期、俳人・横井也有の<江戸の老人8歌仙と現在の令和超高齢少子社会の老害、借金漬けまわし>は同じ」★『81歳を18歳に逆転する爆笑術!』

『70.80歳過ぎて、いつまでも地位や金やアンチエイジングにしがみつくな!』 「 …

知的巨人たちの百歳学(145)『94歳、生涯現役・長寿の達人・生涯500冊以上を執筆、日本一の読書家、著作家』の徳富蘇峰(94)に学ぶ 「わが好きは朝起き、読書、富士の山、律儀、勉強、愚痴いわぬ人」

知的巨人たちの百歳学(145) 再録『94歳、生涯現役・長寿の達人・生涯500冊 …

『オンライン講座/今、日本に必要なのは有能な外交官、タフネゴシエーター』★『日本最強の外交官・金子堅太郎のインテジェンス⑦』★『日本軍はなぜ強いのかー武士道に根源あり』★『正義の主張も腕力の裏付けなくしては貫徹できない』◎『日本海海戦勝利に狂喜した大統領は「万才!」と 漢字でかいた祝賀文を金子に送る』

   2017/06/28日本リーダーパワー史(835)(人 …

no image
TOKYO PACK2018(東京国際包装展)-大成ラミック(TAISEIPACK)の高速自動充填機「DANGAN-G2」のプレゼンテーション

日本の最先端技術『見える化」チャンネル   TOKYO PACK201 …

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(181)記事再録/★『高橋是清の国難突破力(インテリジェンス)①』『2014年現在の直面する5大国難は?!』ー 「福島原発の処理問題」「迫りくる大地震」「1000兆円突破 の国家債務」「急速に進む超高齢化・人口激減・少子化・ 認知症800万人」など、国難は複雑性を増している。 リーダーと同時に国民全体のインテリジェンス が求められる。』★『 「国、大なりといえども、戦いを好む時は必ず亡ぶ。国、平和といえども戦いを忘れた時は必ず危うし](史記)』

 2014/09/18/日本リーダーパワー史(524)(高橋是清のケー …

『世界漫遊/ヨーロッパ・パリ美術館ぶらり散歩』★『ピカソ美術館編⑦」★『(5/3日)⑦ピカソが愛した女たち「マリ=テレーズ・ワルテル」』

  2015/06/03『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッ …