前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

 ★『 地球の未来/世界の明日はどうなる』 < 世界、日本メルトダウン(1045)>『トランプ大統領、FBI長官クビに!CNN「米国史に残る権力乱用」』★『大統領失格を自ら宣言する権力乱用であり、トランプは弾劾されて、辞任に追い込まれる可能性がより大きくなった。』

      2017/05/16

 

 ★『 地球の未来/世界の明日はどうなる』

< 世界、日本メルトダウン(1045)>

 

 「おまえはクビだ!」が口癖のトランプ大統領が再び怒鳴った。

9日、連邦捜査局(FBI)のジェームズ・コミー長官(56)を解任した。

「クリントン元国務長官のメール問題で、訴追を見送りながら、選挙投票直前に捜査を再開すると発表し、このためにクリントンは落選したといわれるコミー長官の言動を問題視したのが解任理由という。

しかし、選挙後すでに半年経ったこのタイミングで、なぜクビにしたのか。トランプはテレビのインタビューで「コミー長官に3回電話して『自分が捜査の対象になっているか』と問い合わせた。しかし、コミー長官の返事は「ノー」だったと答えている。

このやり取りをみても矛盾だらけのトランプの暴言、暴走である。

「CNNテレビは早速、1973年に、政権が関与したウォーターゲート事件を捜査していた特別検察官を解任した

ニクソン大統領を引き合いに出し、「米国史に残る権力の乱用」と批判した。

 

3権分立の民主主義の基本理念から見ても、大統領が司法権に介入することはタブーである。捜査の独立性を大統領は尊重しなければならない。トランプのFBIのロシアンゲート捜査に自分が捜査の対象になってないことを確認しながら、クリントンへの捜査を理由に解任したのは矛盾だらけである。自らのロシアゲートの疑惑隠しの解任であることは見え見えで、これは米大統領史上に残る前代未聞の解任劇である。

自分に捜査が向いていたので首にしたのなら、理由の説明にはなる。

ただし、そうすれば正に、やぶ蛇で解任の疑惑隠しとなり、メディアの一斉攻撃を浴びることは、目にみえているではないか。

こうした判断力しかない人間が間違ってアメリカの大統領の椅子に座り、核のボタンをもって、勝手放題やっているのだから、世の中真っ暗闇である。

まさに、大統領失格を自ら宣言する権力乱用であり、トランプは弾劾されて、辞任に追い込まれる可能性がより現実的となってきた。トランプは「アメリカの民主主義精神に対してお前はクビだ」と怒鳴って絞め殺しているのだ。

 

トランプ大統領、FBI長官クビに!CNN「米国史に残る権力乱用」

http://www.sanspo.com/geino/news/20170511/pol17051105020001-n1.html

 

ニクソンより深刻な罪を犯したトランプは辞任する

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/05/post-7599.php

 「トランプは「恐ろしいほどのナルシスト』

「ツイッター大統領トランプ氏の性格と行動について、大統領選挙前からさんざん指摘されたが、ある米国の心理学者は「恐ろしいほどのナルシスト』と分析。病的な嘘つき、感情を制御できない、自己過信尊大症、飽きっぽい性格、謝罪をしない恥知らず、他者に共感がないなど、精神的に病んでいるみている。この人が核ミサイルのボタンを持っていることは大変恐ろしいことと指摘している。」

http://urban-diary.blog.so-net.ne.jp/2017-01-15

 

「メディアからの批判も収まる気配がない。『ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)』(3月22日付朝刊)は社説で、トランプ氏が「誇張や証拠のない非難、信じがたい否定、うそを垂れ流しているとみられている」と主張。「トランプ氏が事実をより尊重しなければ、ほとんどの国民はトランプ氏を『フェイク・プレジデント(偽大統領)』だと結論づけるかもしれない」と警告した」

 

「それだけではない。FBI,NSA、司法省からも「トランプの嘘つき癖」を批判された。 コミーFBI長官は320日の公聴会で、大統領選中にオバマ前政権から盗聴されたとするトランプの主張について「ツイッターの指摘を裏付ける証拠はない」と証言。公聴会にNSAの局長、司法省のトップも出席したが、いずれも盗聴の証拠を確認できないと否定した。トランプの信用もメンツも丸つぶれだよ、これで何度目かな」

 - 健康長寿

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

『Z世代にための日本文学者列伝(動画あり)』★『 直木三十五は「芸術は短く、貧乏は長し」と詠んで『直木賞』に名を残した。』★『借金の天才の「借金取り撃退法はダンマリ作戦」』★『流行作家となり、湯水のごとく原稿料を散財した、 無駄な出費が大好き』

2016/11/09 「 お笑い日本文学史」記事再録/再編集 直木三十五(なおき …

no image
百歳学入門②ー知的巨人たちの往生術から学ぶ②

≪知的巨人たちの往生術から学ぶ②≫                        …

<F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(204)>『7年ぶりに、懐かしのアメリカ★『ブルックリンからイーストリヴァーを挟んでロウアーマンハッタンを遠望― 再建されたワンワールドトレードセンターが見える。』

逗子なぎさ橋珈琲テラス通信(2025/10/04/am8)  &nbs …

「Z世代への遺言・日本を救った長寿逆転突破人の研究①」★『「電力の鬼」松永安左エ門(95歳)は70歳から再出発、昭和敗戦(1945年)のどん底から立ち上がり電力増産の基盤インフラ(水力発電ダムなど)と9電力体制を万難を排して実現し、高度経済成長を実現した『奇跡の男』①

  2021/10/05「オンライン・日本史決定的瞬間講座⑩ …

no image
★(まとめ記事再録)『現代史の復習問題』★『ガラパゴス国家・日本敗戦史④』150回連載の41回~51回まで』●『『太平洋戦争の引き金を引いた山本五十六のインテリジェンス』★『東條英機自身も仰天した組閣の大命降下ー東條首相誕生の裏側』★『<軍人たちは『戦争責任』『敗戦責任』をどうとったのか、敗戦で自決した軍人は一体何人いたのか』★『無謀な大東亜戦争での日本兵残酷物語の「内務班」<兵士たちは召集令状「赤紙」1枚(1銭5厘の命―現在の値段で約100円)とただ同然で招集』

★(まとめ記事再録)『現代史の復習問題』 ★『ガラパゴス国家・日本敗戦史④』 & …

『10年前の鎌倉海は豊穣の海、海水温上昇で、今は『死の海へ』★『オンライン10年前動画/鎌倉カヤックつりバカ日記』★『『すごいアタリ!、何度も突っ込み、大カワハギ27センチでした』★『ついにやったぜ、巨大ホウボウ50㎝をゲット』★『鎌倉カヤック釣りバカ日記(6/11)ーカワハギが釣れて、釣れて困るの巻よ③』

倉カヤックつりバカ日記ーついにやったぜ、巨大ホウボウ50㎝をゲット   …

no image
★『鎌倉釣りバカ人生30年/回想動画記』⓹★『鎌倉カヤック釣りバカ/筋トレ/海上禅」!』★『鎌倉ロハス・地産地消・釣ったカワハギを絶品「健康カワハギ茶づけ」にする。して、100歳めざせ

  2014/11/18  百歳学入門(102)記 …

no image
百歳学入門⑫<日本超高齢社会>の過去とは②・・・<半世紀前までは人生わずか50年だった日本>

百歳学入門(12) <日本超高齢社会>の過去は・・・<半世紀前までは人 …

no image
知的巨人の百歳学(162 )記事再録/「昆虫記を完成したファーブル(92歳)は遅咲き晩年長寿の達人-海、山を観察すれば楽しみいっぱい

    2013/07/30 / 2015/01/ …

『リーダーシップの日本近現代史』(170)記事再録/「プラゴミ問題、死滅する日本周辺海」(プラスチックスープの海化)ー世界のプラゴミ排出の37%は中国、2位のインドネシアなど東南アジア諸国から棄てられた海洋プラゴミは海流によって日本に漂着、日本の周辺海域は「ホットスポット(プラゴミの集積海域=魚の死滅する海)」に、世界平均27倍のマイクロプラスチックが漂っている』

逗子なぎさ橋珈琲テラス通信(2025/11/02am1100)   & …