前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

速報(322)『国会原発事故調『事故は人災と断定』<原因はメード・イン・ジャパンの政財官学マの総癒着の虜(とりこ)構造>

   

 
速報(322)『日本のメルトダウン』
 
●『国会原発事故調の報告書会見全記録』
―『事故は明白な人災と断定』―
事故はメード・イン・ジャパン
政・財・官・学会・マスコミの総癒着『虜(とりこ)』
の国家破綻構造が原因
  
     前坂 俊之(ジャーナリスト)

 
今回報告書では原発事故は「明白な人災である」と断定した。
その事故原因の最大のものは黒川清委員長は「メード・イン・ジャパン」「日本文化そのもの」と規定し、野村修也委員(中央大大学院教授、弁護士)はそれを「多頭一身の怪物」「虜(とりこ)となった怪物」と名づけている。これこそ明治以来一貫してかわらぬ「政官財・学界・マスコミの総癒着腐敗構造」であり、私がいう『ガラパゴスジャパン病』『日本興亡システム』である。
 
かって丸山真男が指摘した「天皇超国家主義無責任体制」の「日本型システム」であり、「人間を幸せにしない日本というシステム」(ウオルフレン)であり、森嶋通夫が『なぜ日本は没落するか』(1999年)で批判していた日本の封建的中央統制人間無視の構造、思考形式が徳川時代以降150年,あまり変わっていないということである。
野村修也委員は報告書のコメントの部分で『「虜となった怪物」が透けて見えた参考人質疑』として、「政・官・財のトライアングルと学界・マスコミとが織りなす日本の病巣。不良債権の処理に携わった時も、年金記録の問題を調査した時も、はたまた郵政民営化のプロセスを監視した時も、いつも同じ構図が見え隠れしてした。 
事故は、この日本の病巣が一気に明るみに出た。経営上の観点から既設炉の稼働率と訴訟への影響にこだわる東電と、専門能力の乏しさから電力業界の要望に屈し続けてきた規制当局、そして、その間に立って両者の間に「虜(とりこ)」の関係を作り出した電事連という図式は、日本の病巣の縮図であった。」
 
黒川 清委員長も『日本の当事者たちは「事故は起こる」「機械は故障する」「人間は過ちをおかす」という大原則を忘れていた。そして、事故の可能性を過小評価し、事故が起こる可能性さえも認めず、現実の前に謙虚さを失った。
 今回の事故の原因は、日本の社会構造を受容してきた私たちの「思いこみ(マインドセット)」の中にあったのかもしれない。現実から目を背けることなく、私たち一人一人が生まれ変わる時を迎えている、未来を創る子供たちのためにも、謙虚に、新たな日本へ』とのメッセージを書いている。
 
●『原発事故はメード・イン・ジャパン 日本語版にも明記へ』(朝日、2012年7月7日16時56分
 
黒川清委員長は6日、日本外国特派員協会で会見し、報告書の英語版に自らが寄せた序文にある「この原発事故はメード・イン・ジャパンだった」との表現を、日本語版の序文にも明記する考えを明らかにした。英語版は、事故の根本原因が日本人に染みついた慣習や文化にあると批判。権威を疑問視しない、反射的な従順性、集団主義、島国的閉鎖性などを挙げ、「事故はメード・イン・ジャパンだったことを痛切に認めなければいけない」とした。
 
 
●『「原子力ムラ」面々の罪深さ 斑目、近藤両委員長の責任』
http://maesaka-toshiyuki.com/top/detail/1394

原発事故は大人災④ー国会事故調報告
書の記者会見、1問1答の論争④


ー国会事故調報告書記者会見、さらに追及へ(終)


国会事故調の記者会見前半部分は

http://maesaka-toshiyuki.com/history/1397

●「黒川清 国会事故調委員長の日本記者クラブ会見
 2012.7.6 」

7.06国会事故調黒川清委員長記者会見主催:日本外国特派員協会

 - 現代史研究 , , , , , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
日本メルトダウン脱出法(748)「コラム:大筋合意のTPP、経済効果は限定的か」●[FT]クリントン氏TPP反対、信用に傷(社説)●「米海軍、南シナ海での中国の領有権主張に対抗へ 人工島の12カイリ内に軍艦派遣(FT)」

日本メルトダウン脱出法(748)   コラム:大筋合意のTPP、経済効 …

no image
『リーダーシップの日本近現代興亡史』(227)/『日米戦争の敗北を予言した反軍大佐/水野広徳(下)』-『その後半生は軍事評論家、ジャーナリストとして「日米戦わば、日本は必ず敗れる」と日米非戦論を主張、軍縮を、軍部大臣開放論を唱えるた』★『太平洋戦争中は執筆禁止、疎開、1945年10月に71歳で死亡』★『世にこびず人におもねらず、我は、わが正しと思ふ道を歩まん』

 2018/08/20 /日米戦争の敗北を予言した反軍大佐、ジャーナリ …

no image
『2018年、米朝戦争はあるのか』⑧ー伊勢崎賢治氏の『米朝開戦の瀬戸際で、32ヵ国の陸軍トップを前に僕が話したことー日本メディアの喧騒から遠く離れて』★『憲法9条を先進的だと思ってる日本人が、根本的に誤解していることー世界が驚く奇想天外な状況』★『知らなければよかった「緩衝国家」日本の悲劇。主権がないなんて…日米地位協定の異常性を明かそう』★『世界的にもこんなの異常だ! 在日米軍だけがもつ「特権」の真実ー沖縄女性遺体遺棄事件から考える』

『2018年、米朝戦争はあるのか』⑧ 2017年9月末、北朝鮮開戦が心配されてい …

『Z世代のための米大統領選挙連続講座⑩』★『世論調査はハリス氏42%、トランプ氏37%で、5%差が拡大』★『民主党副大統領候補にはミネソタ州知事・ティム・ウォルズ氏(60)に決定』★『「ラストベルトでの世論調査でもハリス氏がトランプ氏を僅差で上回った』

  8月5日、バイデン大統領の後継候補について、民主党の代議員によるオ …

no image
『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(137)』「VWの新会長人事に関して、痛烈に罵倒。ドイツ人の内奧の闇を見る思い、日本人はここまで悪にはなれないのでは?」(エコノミスト誌)

   『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(137)』   Can …

no image
日本メルトダウン脱出法(678)「2020年9.4兆円の赤字」を大幅に減らす方法」●「「想定外」を一蹴 IAEA報告書 「国際慣行に従わず」批判

 日本メルトダウン脱出法(678) 「2020年9.4兆円の赤字」を大幅に減らす …

『日本死刑白書』(1982年版)内容ー「忘れられている死刑囚」★「死刑執行まで」★「誰が死刑囚になるのか」★『誤って殺される人たち』★『閉ざされる道」★「死刑廃止は是か、非か」★『人の生命は全地球よりも重し」★『世界の死刑白書』

『日本死刑白書』 前坂 俊之 19820430 三一書房,239p. &nbsp …

no image
速報(44)『日本のメルトダウンを止める』◎海外の視点、意見に目も心も開けー(米国、フランス、ベトナムなど)

速報(44)『日本のメルトダウンを止める』◎海外の視点、意見に目も心も開けー(米 …

★スクープ写真『2011年3月11日福島原発事故約1ヵ月前の『鎌倉カヤック釣りバカ日記公開』★『Severe winter in KAMAKURA SEA』と『老人の海』=『ラッキー!大カサゴのお出ましじゃ』

 前坂 俊之(ジャーナリスト)   『三寒四温』とはよく言ったものよ- …

no image
『池田知隆の原発事故ウオッチ⑭』ー『最悪のシナリオから考えるー水冷却の代替案は・・』

『池田知隆の原発事故ウオッチ⑭』   『最悪のシナリオから考えるー水冷 …