『 地球の未来/世界の明日はどうなる』ー『トランプ米大統領とホワイトハウスの内情を暴く『Fire and Fury』は全米でベストセラー1位に』★『ほら吹き、ナルシズム、攻撃的性格のトランプ氏の「精神状態」を専門家70人から「認知症検査」を求める声』
『 地球の未来/世界の明日はどうなる』
ドナルド・トランプ米大統領とホワイトハウスの内情を暴くノンフィクション『Fire and Fury』は、5日に全米で発売されたが、ベストセラー1位になっている。
その内容は、これまでメディアで断片的に報道されていたものよりも、何倍もひどく、深刻で「ホワイトハウス」は末期症状に陥っている。
18,19世紀にはイギリスが世界中に植民地を獲得し「大英帝国」を築いて世界覇権を握ったが、第一次世界大戦(1914―1918)、第2次世界大戦(1939―1945)を通じて米国が経済的、軍事的なスーパーパワーにのし上がり世界覇権国に立ち、この100年間、国際秩序をけん引、「世界の警察官」として仕切ってきた。
昨年、イギリスはEUからの離脱を表明し、英国の経済力、外交力はさらに低下することが決定的となった。
同時並行して米国では、まさかトランプ本人も選挙で勝利するとは思ってなかったのに大統領となるアクシデント(不幸)に見舞われた。
このトランプ大統領誕生から丸一年が過ぎたが、この間の「アメリカ・ファースト・アメリカ第一主義」を唱え続けたトランプ「エアフォースワン」の暴言・暴走・ダッチロール・迷走・逆走・墜落寸前の連続オウンゴール続き「トランプC級ドタバタ劇場」で、いやになるほど見せつけられてきた。
その内幕は
「トランプの卑小さを露呈させた暴露本「炎と怒り」
https://www.newsweekjapan.jp/watanabe/2018/01/post-41.php
で完膚なきまでに明らかにされている。
日本語翻訳本は2月初めに『早川書房』から出版されるので,待ち遠しい。
大統領選挙中から、米メディアが一斉に攻撃していた「金満・ほら吹き、ナルシズム、攻撃的性格で、認知症気味のトランプ大統領」が本人もまさか当選すると思ってなかったのに、間違って選ばれたのが、この『悲喜劇・お笑いその後ゾーとするとトランプ・スランプ、スリラー劇場』の始まりなのだ。
この本によると、冒頭に
➀トランプと選挙陣営は大統領選には負けると考えていた。勝利は本人にとってもショックで、それまでの静かな生活に戻るつもりだったメラニア夫人は失望の涙を流した。」
②「トランプは負けると考えていたし、大統領の仕事そのものには興味がなかったので、政権の人材や閣僚についてはまったく考えていなかった。」
③「トランプには政治的な信念や政策はない。すべての政策は、そのときに誰の意見が頭に残っているかで決まる。」
などなどトランプの不安定な性格、激情的な気質、粘着質の行動形式が明らかにされている。
1月11日には米国、カナダ、ドイツの著名な専門家ら70人を超える人たち共同でがトランプ氏の「精神状態」を懸念する声に基づいて認知症の検査を実施するべきだと提言する書簡を提出した、という。アメリカのためだけではなく「核ボタンを持っている」ため、全世界の人類のためにも早急にやる義務がある。
『トランプ氏の「精神状態」、専門家70人超から検査求める声』
2018.01.14
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97&rlz=1C1CHVZ_jaJP525JP525&oq=%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97&aqs=chrome..69i57j69i59j69i61j69i59j69i61j35i39.3601j0j8&sourceid=chrome&ie=UTF-8
トランプ大統領の「クソ溜め国家」発言が招く大リスク
頭脳萎縮発想と好奇心展開発想
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/52083?page=2
関連記事
-
-
日本リーダーパワー史(857)ー『今回の「北朝鮮有事危機」は真に国難に該当するものなのか』★『「北朝鮮危機」こそが自民党圧勝の最大要因だ 英メディアは日本の総選挙をどう分析したか』★『トランプの強気が招く偶発的核戦争』★『衆院選で明白、政治家のレベルの低さこそ本当の「国難」』
日本リーダーパワー史(857) 日本史における「国難」4戦争と 『朝鮮有事』『朝 …
-
-
野口恒のインターネット江戸学講義(13)第6章 境界・周縁・無縁の世界に生きた「漂白の民」―身分制度から外れた世界(上)
日本再生への独創的視点<インターネット江戸学講義(13)> 第6章 …
-
-
速報(133)『日本のメルトダウン』★『野田政権は東電破綻処理を急げー巨額賠償請求の餌食』 『新首相を待ち受けるハワイAPECの罠? 』
速報(133)『日本のメルトダウン』 ★☆『野田政権は東電破綻処理 …
-
-
『Z世代のための米大統領選連続講座⑭』9月10日(日本時間11日)討論会前までのハリス氏対トランプ氏の熱戦経過について
11月の米大統領選挙を前に9月10日、共和党のトランプ前大統領と民主党のハリス副 …
-
-
「Z世代のための、約120年前に生成AI(人工頭脳)などはるかに超えた『世界の知の極限値』ー『森こそ生命多様性の根源』エコロジーの世界の先駆者、南方熊楠の天才脳はこうして生まれた(2)』★『独学/独創力/創造力/観察力/絵画力/集中力の研究』
2009/10/02 日本リーダーパワー史 (23)記事再録 『ノーベル賞を超え …
-
-
『オンライン講座/真珠湾攻撃から80年⓵』★『 国難突破法の研究①』ー『太平洋戦争の引き金を引いた山本五十六のインテリジェンス』★『 トップリーダの心得「戦争だけに勇気が必要なのではない。平和(戦争を止める)のために戦うことこそ真の勇者である」(ケネディー)』
日本敗戦史(41)『太平洋戦争の引き金を引いた山本五 …
-
-
日本のメルトダウン(527)「安倍首相を望んだことを悔む米政府(英FT紙) 「歴史問題は日本の国際的地位を低下させかねぬ」
日本のメルトダウン(527) ●「安倍首相 …
-
-
『オンライン講座/日本ベンチャービジネス巨人伝』★『 鈴木商店を日本一の商社にのし上げた<財界のナポレオン>金子直吉』★『「もし、金子が米国で生まれていたならば、カーネギー、ロックフェラーと並んで偉大な事業家として成功しただろう。金子は科学的な頭脳を持っており、無から有を作る事業家であったから』
2009/02/10 記事再録 日本の〝怪物″実業家・ …
-
-
『リーダーシップの日本近現代史』(63)記事再録/児玉源太郎伝(4)『日露戦争<黄禍論>に対し日本を高く評価した英国タイムズ』★『『黄禍論』に対して―日露戦争で国際法の慣例に従って戦争を遂行している徳性ある日本」 <英国タイムズ紙、1905(明治38)年1月7日記事>』
2016/03/05/日本リーダーパワ …
-
-
『日米戦争の敗北を予言した反軍大佐/水野広徳の思想的大転換➀』-『第1次世界大戦でフランス・連合軍とドイツ軍が対峠,70万人以上の戦死者を出した西部戦線随一の激戦地ベルダンを訪れた』
日米戦争の敗北を予言した反軍大佐、ジャーナリスト・水野広徳 &nbs …