前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

日本リーダーパワー史(428)上原浩治投手の<土壇場完勝力>「どんどん行く、結果がどうであれ、1日ごとに気持ちを リセット、真っ向勝負<瞬殺>」

   

 日本リーダーパワー史(428

 

「米ワールドシリーズで抑え続するレッドソックスの

大守護神・上原浩治投手の<土壇場完勝力>に学ぶー

どんどん行く、結果がどうであれ、1日ごとに気持ちを

リセットして、真っ向勝負<瞬殺>する」

 

前坂俊之(ジャーナリスト)

 

―<米大リーグのワールドシリーズ(7回戦制)第5戦が28日(日本時間29日)、セントルイスで行われ、レッドソックスが31でカージナルスを下し、3勝2敗で6年ぶり8度目の世界一へ王手をかけた。上原は8回途中から2番手で登板し、1回1/3を無安打無失点に完璧に抑えてワールドシリーズ2セーブ目を挙げたーー

この1週間、私は毎朝、米大リーグのワールドシリーズを先週から引き続き上原投手の超人的な活躍ぶりにハラハラドキドキしながら見ている。上原投手の超人的な必勝法の秘訣を改らためて考え直している。上原投手の気力、決定力、勝負脳、突破力、完勝力、無敵、コントロール力、低め力は誰でも自分の仕事を成功や、任務を完璧に果たすためにも大いに役立つと思う>。



上原<瞬殺10か条>とは・・


<ワールドシリーズ:◇第5戦◇カージナルス1-3レッドソックス>上原浩治投手は8回2死から登板し、イニングをまたいで4打者をピシャリと抑えた。ポストシーズン最多に並ぶ7セーブ目を挙げた。

  どんどん行けという気持ちだった。(9回は)とにかく先頭を抑えたい」

  「全試合で緊張します。もう、しんどいです」

  けん制死での幕切れはポストシーズン史上初の珍事。4―2の9回2死一塁。セットポジションに入りかけた上原が、素早く体を回転させ一塁にけん制。テキサスの地元ラジオ局のアナウンサーが「ライトニング・クイック(雷のような速さだ)」と絶叫。代走のウォンは虚をつかれて戻りきれず「瞬殺」された。

  そのサムライの「居合切り」に似た「瞬殺」した点は「まったくランナーは見えていなかった」と。完璧に刺された一塁走者のウォンはヘルメットをたたき付けて悔しがり、クラブハウスで涙を流した。

  セーブなんてどうでもいい。チームが勝てばいい」と上原。

  ショックを引きずらない。「いろいろ考えたって返ってこない。終わったことをゴチャゴチャ言っても仕方ないですから」と上原。

  結果がどうであれ、1日ごとに気持ちをリセットできる精神力があるからこそ、世界一を争うマウンドに立てた

  どんどん行く、一休待つと自分で悩むので

  やるだけしかない

  喜怒哀楽を出せ。恒例となった激しい「High Five(ハイタッチ)」は、地元ボストンでも大好評となり
今や上原の代名詞になった。

 

●「上原を米メディア絶賛」

http://www.daily.co.jp/newsflash/mlb/2013/10/29/1p_0006457009.shtml

 

「上原浩治と松坂大輔 ボストンで成否を分けた理由は一体何か

http://www.iza.ne.jp/kiji/sports/news/131022/spo13102218120024-n1.html

 

 

○「上原の牽制球に地元は大騒ぎ! 「忍者はさらに秘密兵器をもっていた」

http://www.zakzak.co.jp/sports/baseball/news/20131029/bbl1310291208007-n1.htm


◎「上原王手「どんどん行けという気持ち」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131029-00000014-nksports-base

 

◎「けん制締め上原に野球殿堂注目 今シリーズ象徴、
グッズ展示検討

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/10/29/kiji/K20131029006901920.html

 

●「上原瞬殺セーブ 監督も見逃すけん制締め

http://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/p-bb-tp2-20131029-1210760.html

記事を印刷する

 

<Baseball Continent 野球大陸 【MLB 海外の反応】
http://baseballcontinent.blog.fc2.com/blog-entry-207.html

 

◎「日本リーダーパワー史(421)<国際舞台で最も活躍した日本人・
上原浩治投手から学ぶー過去は過去、今日明日を見た方が楽しい>

http://www.japanesemission.com/detail/1555

 

 - 人物研究 , , , , , , , , , , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(54)記事再録/「世界が尊敬した日本人―「司法の正義と人権擁護、冤罪と誤判事件の弁護に 生涯をかけた<史上最高の>正木ひろし弁護士をしのんで』★『「日本は戦前も、戦後もー貫して暗黒なんだね。国民は一度もルネッサンス(人間解放)を経験していない。僕はこの暗黒の社会を照らす〝残置灯″を自負しているのだ。将来の日本人の一つのモデルになればと思っている。いわば僕自身の人生が実験だね」』

2013-11-11 <月刊「公評」(2013年11月号)に掲載> 前 …

「Z世代への遺言・日本を救った長寿逆転突破人の研究①」★『「電力の鬼」松永安左エ門(95歳)は70歳から再出発、昭和敗戦(1945年)のどん底から立ち上がり電力増産の基盤インフラ(水力発電ダムなど)と9電力体制を万難を排して実現し、高度経済成長を実現した『奇跡の男』①

  2021/10/05「オンライン・日本史決定的瞬間講座⑩ …

no image
日本リーダーパワー史(728)ー1945(昭和20)年8月『終戦』での最も感動的なスピーチー『出光佐三の『玉音を拝して』(8/17)『順境にいて悲観し、逆境にいて楽観せよ』●『活眼を開いてしばらく眠っていよ』

日本リーダーパワー史(728) 記事再録ー日本リーダーパワー史(179) 『国難 …

最高に面白い人物史➄人気記事再録★「日本最強の参謀・戦略家は日露戦争勝利の立役者―児玉源太郎伝(8回連載)』

日本国難史にみる『戦略思考の欠落』(62) 『世界史の中の『日露戦争』ー <まと …

no image
  世界、日本メルトダウン(1037)–  『4月29日でトランプ大統領は就任100日』●『軌道修正を迫られているトランプ大統領』★『ビジネスマン・素人トランプ氏は100日たって、だんだん大統領職になれてきている兆候がみえる』

  世界、日本メルトダウン(1037)–  4月29日でトランプ大統 …

『Z世代のための<憲政の神様・尾崎咢堂の語る「対中国・韓国論①」の講義⑧『中国は無力、無秩序であるにも拘らず、中国人は尊大に構えている誤りと、日本人の過度な中国心酔の誤りとを同時に正すには両国は一度戦って見るより外にないと考えた。』

2013/04/02   <日中韓160年三国志―尖閣問題ル …

no image
『リーダーシップの日本近現代史(18)記事再録/「STAP細胞疑惑』『日本政治の没落』の原因である 「死に至る日本病」『ガラパゴス・ジャパン』『中央集権官僚主義無責任国家』 の正体を150年前に報道した『フランス新聞』<1874(明治7)年5月23日付『ル・タン』―「明治7年の日本政治と日本人の特徴とは・・」

2014/04/21/日本リーダーパワー史(494)   & …

no image
  ★『 地球の未来/世界の明日はどうなる』 < チャイナ・メルトダウン(1055)>『習近平のメディア・ネットコントロールの恐怖』●『言論規制下の中国で、「ネット経済圏」が繁栄するフシギ』★『習近平、3大国営メディアに「党の代弁」要請 全権掌握へ、「江沢民の牙城」に乗り込む』●『「マスコミの使命は党の宣伝」習主席がメディアの「世論工作」に期待する重要講話』★『中国式ネット規制強化で企業情報がダダ漏れの予感』●『習近平が危ない!「言論統制」がもたらすワナーメディアへの締め付けはいつか反動で爆発も』

  ★『 地球の未来/世界の明日はどうなる』 < チャイナ・メルトダウン(105 …

『オンライン講座/日本/明治大正昭和/150年興亡史』★『憲政の神様/日本議会政治の父・尾崎咢堂が<安倍自民党世襲政治と全国会議員>を叱るー『売り家と唐模様で書く三代目』②『総理大臣8割、各大臣は4割が世襲、自民党は3,4代目議員だらけの日本封建政治が国をつぶす 』

  日本リーダーパワー史(236)記事再録」 『売り家と唐模様で書く三 …

知的巨人の百歳学(113)ー徳富蘇峰(94歳)ー『生涯現役500冊以上、日本一の思想家、歴史家、ジャーナリストの健康長寿、創作、ウオーキング!』

徳富蘇峰(94歳)ー『生涯現役500冊以上、日本一の思想家、歴史家、ジャーナリス …