前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

 世界メルトダウン(1026)ー「トランプ大統領60日の暴走/暴言運転で『2017年、世界は大波乱となるのか④『アメリカ帝国は終焉へ向かう、日本は「連欧連亜」を目指せ 進藤榮一・筑波大学名誉教授』◎『暴走トランプを止められるのは結局米国民だ 道連れになるのを防ぐには何をすべきなのか』★『 EU崩壊か!?ーフレグジットはスウェグジット、ジャーグジット(ドイツ)へ!?』●『(動画講演90分)迫るフランス大統領選と左翼の混乱 早稲田大学名誉教授 鈴木 宏昌』

   

 世界メルトダウン(1026)ー

「トランプ大統領60日の暴走/暴言運転で『2017年、

世界は大波乱となるのか」④

 

以下は2月10日までの論議の記録です。

アメリカの「法治主義」対中国の『人治主義』の逆転かートランプの独裁へ

『大統領のメディア、国民との蜜月は普通100日間といわれる。

『ペイパードライバ・プレジデント』は暴走老人よろしくスタートダッシュしたものの、さすが世界の民主主義国アメリカの立法、行政、司法の3権分立障害レースにはばまれて大統領令は立ち往生、『エアーフォースワン』は墜落はしてないものの、ダッチロールを繰り返しているといえなくもないね。』

『そこがアメリカの底力だよ。大統領令のスピード違反もあちこちの赤信号で立ち往生となった。『法治国家』アメリカの懐の深さだね。連邦最高裁判所までいくと長時間かかるよ、」

『この混乱は民主主義国だからのもので、中国にもいい薬になると思うよ。『習近平の命令1つで右に倣えの『人治国家』『皇帝政治』『共産党独裁国家』で、メディアも人民も自由がない三権分立もない。

政権への批判もタブー、監獄にぶち込まれる「牢獄国家」『封建国家』です、今年は日本では明治維新、大政奉還からちょうど150年目を迎えるが、中国はGDPで米国との覇権争いをしているが、人権、言論の自由のない国であることを自ら世界に証明しているね』。

『トランプ誕生の影響で、私が最も注目している点はヨーロッパへのドミノ倒しです。

1月29日の『仏大統領選の世論調査』ではルペン氏が首位にたった。4,5月に選ばれる「フランス大統領」にルペンが座る可能性が一段と強まった。

トランプ大統領と違って、マリーヌ・ルペンはすでに20年間政治家として活動実績があり、彼女の政策的な立場が一貫しており、フランスの貿易障壁を復活させ、ユーロを離脱し、移民を厳格に規制するといった公約を大統領になれば本気で実行するだろう。」

 EU崩壊か!?ーフレグジットはスウェグジット、ジャーグジット(ドイツ)へ!?

 

『世界的な評論家のビル・エモツトは「もしフランスにルペン大統領が誕生すれば、EUは廃棄場行きとなるであろう。

ルペン氏が5月に勝利すれば、2016年のブレグジットで始まったEUの解体が本格化することになる、と書いている。同じことをフランスの歴史人口学者エマニユエル・トツド氏も警告している。ルペン誕生とEU自体の内部要因による崩壊が一挙に加速するのではないか」

『EUは結局ドイツは独り勝ちで「ドイツ帝国」と化しており、南欧諸国の多くは「事実上の被支配国」になっている。大量に受け入れたシリア難民の『家族形態』はドイツとは大違いで、ドイツ社会に同化できない。

シリアよりも柔軟なトルコからの移民は、ドイツ社会に溶け込めず社会分断の〝元凶〟になっているが、シリアの移民も同じ運命でたどるのではと。

それが『EU崩壊の引き金になるというのだ』 (『今年はヨーロッパは選挙の年。オランダ総選挙(3月)、フランス大統領選挙(4,5月)、ドイツ連邦議会選挙(8―10月)と続く。

もし、ルペンが大統領となりフレグジットでEU離脱に踏み切ればよれば、連続的に、スウェグジット(スウェーデン)、ジャーグジット(ドイツ)、スペグジット(スペイン)が延焼する可能性も否定できない。

トランプ火災がEUを崩壊させて、世界はあらたなファシズムの時代へ逆回転するのか、どうか!?・・。

「パリは燃えているか」(第2次世界大戦中のヒトラーの言葉)を思い出したよ!ゾッとするね』   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

以下は3月12日現在までの各論者の『トランプマジック』の影響分析です。

 

アメリカ帝国は終焉へ向かう、日本は「連欧連亜」を目指せ

進藤榮一・筑波大学名誉教授

http://diamond.jp/articles/-/120906

 

暴走トランプを止められるのは結局米国民だ

道連れになるのを防ぐには何をすべきなのか

http://toyokeizai.net/articles/-/161323

コラム:トランプ帝国主義が招くドル高と中国衰退=武者陵司氏

http://jp.reuters.com/article/column-ryoji-musha-idJPKBN16I0E3

(動画講演90分)迫るフランス大統領選と左翼の混乱 早稲田大学名誉教授 鈴木 宏昌

 - 健康長寿

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

『リーダーシップの世界日本近現代史』(294)★『 地球温暖化で、トランプ対グレタの世紀の一戦』★『たった1人で敢然と戦う17歳のグレタさんの勇敢な姿に地球環境防衛軍を率いて戦うジャンヌダルクの姿がダブって見えた』★『21世紀のデジタルITネイティブ」との世紀の一戦』★『2020年がその地球温暖化の分岐点になる』

 地球温暖化で、トランプ対クレタの戦い』           …

no image
生涯現役の達人・渋沢栄一(91歳)の晩年・長寿力に学ぶー「死ぬまで活動をやめないという覚悟をもて』

生涯現役の達人・渋沢栄一(91歳)の晩年・長寿力に学ぶ         …

『世界漫遊/ヨーロッパ・パリ美術館ぶらり散歩』★『ピカソ美術館編⑦」★『(5/3日)⑦ピカソが愛した女たち「マリ=テレーズ・ワルテル」』

  2015/06/03『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッ …

no image
『百歳学入門』(169)ー『2017年度、医療関係費は11兆7685億円、介護関係費は3兆130億円―厚労省予算』●『出口の入口『日本の未来を考えよう』第3回「一億総活躍社会」を実現する方法』★『高齢化社会の健康寿命は「幸福感の強さ」に比例する:研究結果』●『ロボット事業のテーマは「健康寿命の延伸」と「労働生産性向上」、ランドロイド共同事業にも着手した大和ハウスのロボット戦略』★【デキる人の健康学】寝たきりにならないための生活習慣、中高齢期の食習慣と運動が重要』

『百歳学入門』(169)   2017年度、医療関係費は11兆7685 …

『百歳学入門』(222)佐藤一斎(86歳)の『少(しよう)にして学べば、則(すなわ)ち 壮にして為(な)すこと有り。 壮(そう)にして学べば、則ち老いて衰えず。 老(お)いて学べば、則ち死して朽ちず』

『百歳学入門』(222) 「学びつづけること」が心も身体も健康にする。  「学ぶ …

『鎌倉材木座海岸ウインドサーフィン』(2020/3/19/1600)-.20度も気温が上昇し、春の嵐の再来に怒涛の大波とたたかうサーファー勇者たち、スピード、スリル満点、見てるだけでエキサイティング

鎌倉材木座海岸ウインドサーフィン②(2020)/3/19/1600)-.20度も …

最高に面白い人物史①人気記事再録★「日本人の知の限界値」「博覧強記」「奇想天外」「抱腹絶倒」―南方熊楠先生の書斎訪問記(酒井潔著)はめちゃ面白いよ①

    2015/04/29 &nbsp …

『オンライン/Go To トラベル /岡山県津山市の歴史的町並みとステキな古城・津山城を見に行こう①』★『JR津山線で津山市内へ、津山城と鶴山公園をぶらり散歩する―桜の老木と城壁がマッチした美しい古城ですよ』

 2015/09/04/撮影  日本ローカル線のぶらり旅ー岡 …

no image
日本メルトダウン脱出法(894)【日米首脳会談】海外メディアはどう報じた? 安倍首相の抗議を「驚くほどの強い言葉遣い」と米紙』●『アングル:オバマ大統領の広島訪問、核なき世界への一歩か』●『サミット:世界経済「クライシス」の認識に異論、表現を最終調整へ』●『オピニオン:伊勢志摩サミット成否の分かれ目=竹中平蔵氏』

 日本メルトダウン脱出法(894)   【日米首脳会談】海外メディアは …

no image
『オンライン/新型コロナパンデミックの研究』-『新型コロナと世界の沈没―コロナ共存社会は数十年続く可能がある①』(8月15日)★『コロナ感染者、世界で2000万人突破』★『感染者、死者数が欧米のように跳ね上がる可能性は低い』★『日本の死亡率は欧米より大幅に低いのはなぜか 』

  『新型コロナと世界の沈没―コロナ共存社会は数十年続く①』(8月15 …