前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

世界最先端テクノロジーレポート②「3Dプリンター革命」はモノづくりの革命となるかー「その現状と将来」

      2015/01/01

  世界最先端テクノロジーレポート②

 

3Dプリンター革命」はモノづくりの革命と

なるかー「その現状と将来」

 

                                 前坂 俊之(ジャーナリスト) 

             

いま世界中で注目されている「3Dプリンター革命」について、東京ビックサイトで開催­された「テクノフロンティア2013」(71719日)で「(株)スリーディー・­システムズ・ジャパン」が「3Dシステムズの現状と動向」について、デモとプレゼンテ­ーションして大きな注目を浴びた。
紙に文字やデザインを印刷するのと同じように簡単に立体物を作る「3Dプリンター」は­ものづくりにかかる時間やコストを大幅に削減し、専門的な知識のない個人が簡単に起業­できて、ものづくりに革命をおこすとして脚光を浴びている。
「(株)スリーディー・システムズ(3D Systems)ジャパン」(本社はアメリカ、South Carolina)は「ラピッドプロトタイピング」(RP=光造形/SLA、レーザー­溶融粉末造形/SLS3Dプリンター/MJMなどの積層造形技術)の総合メーカで、­同社の創業者・チャック・ハルが3D技術を提案し、1987年に「世界で始めて」光造­形装置を製品化したパイオニアである。
同社の3D技術は世界トップであり、自動車、航空宇宙、家電、電子機器、OA機器、玩­具、医療機器などの分野での意匠確認モデル、試作品から金型までの製品設計から製造ま­でに活用されており、Apple ComputerST&T、ダイムラークライスラーGEGMNASA、国内大手­自動車、家電メーカーなど世界の主要メーカーに多数導入されている。


http://www.3dsystems.co.jp/

「日本の製造業は3Dプリンター革命によって崩壊するか」ー野口恒氏に聞く
https://www.youtube.com/watch?v=Mkwua…


 - 現代史研究 , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

『百歳学入門(187)再編集』★『「長崎原爆の平和祈念像」を創った彫刻家・北村西望(102歳)の偉業』★『ノーベル平和賞を「日本被団協」が受賞、北村彫刻が再脚光された』★「いい仕事をするには長生きをしなければならない』★ 『たゆまざる 歩み恐ろし カタツムリ』

『日々継続、毎日毎日積み重ね,創造し続けていくと、カタツムリの目に見えないゆっく …

「トランプ関税国難来る!ー石破首相は伊藤博文の国難突破力を学べ④』★『日本最強の外交官・金子堅太郎のインテリジェンス』『ルーズベルト大統領をホワイトハウスに訪ねると、「なぜ、もっと早く来なかったのか、君を待つていたのに」と大歓迎された』★『米国の国民性はフェアな競争を求めて、弱者に声援を送るアンダードッグ気質(弱者への同情)があり、それに訴えた』

  2021/09/03  『オンライン …

no image
日本メルダウン脱出法(670)「米議会演説から「アベノミクス」が消えたわけ」●「トヨタ、「意志ある踊り場」の先に何を見る?」など7本

  日本メルダウン脱出法(670) 「米議会演説から「アベノミクス」が消えたわけ …

『Z世代のための日中韓外交史の研究』★『米ニューヨーク・タイムズ』(1895(明治28)年1月20日付))の「東学党の乱と日本の態度」★『日本は過去10年間、朝鮮を支配してきた政治より、平和的で高潔で安定した政治を導入すると誓約したが,これまでのところ朝鮮の役人の二枚舌に悩まされている」』

 2011/03/16 の記事再録 <朝鮮の暴動激化―東学党、各地の村 …

no image
『池田知隆の原発事故ウオッチ⑬』ー『最悪のシナリオから考えるー小出裕章非公式ブログ』

  『池田知隆の原発事故ウオッチ⑬』 『最悪のシナリオから考えるー小出 …

no image
『中国紙『申報』からみた『日中韓150年戦争史』㉜ 日中韓のパーセプションギャップの研究ー近交遠攻説(戦争、外交の鉄則)

  『中国紙『申報』からみた『日中韓150年戦争史』 日中韓のパーセプ …

no image
★『リーダーシップの日本近現代史』(75)記事再録/ 「ニコポン、幇間」ではない、真の「人間学の 大家」「胆力のあった」桂太郎首相の実像

2013/06/24 日本リーダーパワー史(389)  前坂 俊之(ジ …

no image
「英タイムズ」「ニューヨーク・タイムズ」など 外国紙は「日韓併合への道』をどう報道したか ⑧ 「英タイムズ」(1907(明治40)年7月22日付> 『朝鮮の危機ーー日本の政策』

「英タイムズ」「ニューヨーク・タイムズ」など 外国紙が報道した「日韓併合への道』 …

no image
 ★5日本リーダーパワー史(780)―『明治以降、日中韓(北朝鮮)の150年にわたる対立、紛争、戦争のルーツは『朝鮮を属国化した中国」対「朝鮮を独立国と待遇した日本(当時の西欧各国)」とのパーセプション、コミュニケーションギャップの衝突である』★『  明治9年の森有礼と李鴻章の『朝鮮属国論』の外交交渉の見事なすれ違いにルーツがある』

 ★5日本リーダーパワー史(780) 明治以降、日中韓(北朝鮮)の150年にわた …

no image
日本興亡学入門⑤ 『リーダーと知識人不在の日本の悲劇―脳死状態の日本』

日本興亡学入門⑤                                 …