前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

<鎌倉古道巡礼>超絶景☆『5月新緑の朝比奈切通を散歩したよー鎌倉時代の面影を留める古道』

   

<鎌倉古道巡礼>
 
超絶景☆『5月新緑の朝比奈切通を散歩し
たよ
鎌倉時代の面影を留める古道』
 
 
前坂俊之(ジャーナリスト)
 
5月12日午前10時、半年ぶりに朝比奈切通を散策した。
鎌倉駅前から「鎌倉霊園」行きバスに乗り「十二所神社」で降り、太刀洗川沿いに歩き小滝で、左に朝比奈切通しの道を登り切通しの上まで歩く。
 やがていくと太刀洗川がある。梶原景時が上総広常を討ったあとで太刀を洗ったという所である。上総広常は、当時指折りの大豪族で、頼朝のいうこと従わなかった、という。
景時が彼を殺したのは、当時侍所の所司-御家人を監督する役目だったのでやったといわれる。この辺に広常の邸があったことと、鎌倉にしては珍らしい湧水とが結びついて、ここで殺した『太刀』を洗ったので太刀洗の水の伝説が生れたという。

 
太刀洗の水からしばらく行くと、三郎の滝というのがある。この道は、鎌倉時代に、朝比奈(朝夷奈とも書く)三郎という大力無双の武士が、一夜で作ったという言い伝えがあり、それに因んだ三郎の滝なのである。
 

日頃は水が枯れていて、ほとんど気づかないが、雨の降った翌日などに行くと、小さい滝となって水しぶきをごうごうと上げている。訪れた日も結構な流れがあり、山道の両側に水が流れ、道はぬかるんでいた。朝比奈三郎の道作り伝説にすぎないのだが、この滝の姿には、若々しい、豪快な鎌倉武士を思わせるものがある。

鎌倉古道散策ー新緑が輝き、水あふれる朝比奈切通し入り口③

『ウイキペディア(Wikipedia)』によると、
 
朝比奈切通し(あさひなきりどおし)は鎌倉7ロのひとつで、朝夷奈切通しとも呼ばれる。金沢六浦津から鎌倉へ抜ける重要路線と言うことで、1241年(仁治2年)4月から鎌倉幕府執権、北条泰時が命じて作らせたといわれており、自ら石を運び土を運んでこの道を作ったともいう。峠道である。

鎌倉古道散策ー新緑が輝き、水あふれる朝比奈切通し入り口④

 - 湘南海山ぶらぶら日記 , , , , , , , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

『MF・ワールド・カメラ・ウオッチ(7)』「フィレンチェぶらり散歩「ドーモ、ヴェッキオ宮殿、ポンテ・ヴェッキオなどを見て回る」

『MF・ワールド・カメラ・ウオッチ(7)』 「フィレンチェぶらり、ふらり散歩(4 …

no image
<エンジョイ・連休!鎌倉カヤック・ハッピー日記>『沈黙の鎌倉海で―「釣れなければよし、生物を殺生するなよ」!

<エンジョイ・連休!鎌倉カヤック・ハッピー日記>   『沈黙の鎌倉海で …

no image
★『鎌倉カヤック釣りバカ日記』(/12)「台風18号で底荒れしていて 空振りだったが、35センチの大アジがきたよ」

       ★★『鎌倉カヤッ …

no image
『美しい空と海の鎌倉』ガイド!『真夏の鎌倉で涼しく太陽と雲と海と花を楽しみ快適に暮らすクール・カマクラ・スポットを紹介するよ

  <『美しい空と海の鎌倉』スペシャルガイド!>   『真夏 …

no image
百歳学入門(227)―記事再録『元祖ス-ローライフの達人・仙人画家の熊谷守一(97歳)のゆっくり、ゆっくり、ゆっくり❢!』

2010/02/14  日本風狂人列伝(34) 元祖ス-ローライフの達人・仙人画 …

『鎌倉カヤック釣りバカ楽楽日記』★『ストレス発散,太陽光発電,筋トレ貯金に最高のカヤックフィッシング』★『カワハギ、イナダ、シイラ、ソーダカツオも釣れて釣れて困るの巻

2022/08/26 記事再編集 早朝は海で遊び、午前中は勉強する、午後からは野 …

no image
『鎌倉・逗子の中秋の名月をめでる』『9/19日夜、満月のムーンライト・セレナーデを 逗子マリーナ、小坪港、披露山、大崎公園で楽月』

   『  鎌倉・逗子の中秋の名月をめで …

『京都名刹・名園ぶらり散歩動画は楽しいよ」★「静かに名園、長谷川等伯を観賞できる穴場の『智積院』(ちしゃくいん)はステキだね」

京都名刹/名園ぶらり散歩(2017年9/3)ー静かに名園、長谷川等伯を観賞できる …

no image
『鎌倉サーフィンチャンネル』2012年最後のサーファーズパラダイスKamakuraー材木座ゴールドサーフィン(12月29日)

『鎌倉サーフィンチャンネル』 ★<2012年最後のサーファーズパラダイスKama …

no image
『F国際ビジネスマンのカメラ・ウオッチ㊾』<4/4東京・上野公園の夜桜は散り始め・・アップライトがないのが残念!

    『F国際ビジネスマンのワールド・ …