前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

<『座右の銘』―人を動かすリーダーの言葉>前坂俊之編著、新人物文庫、667円+税,2021年5月刊>です。まえがきを紹介する。

   

2021年5月書いた。『いまのビジネスマンの座右の書といえばドラッガーであり、ハーバードビジネスクールのテキストであり、『ロングテール』の著者が描く21世紀の経済モデルのクリス・アンダーソン『フリー:〈無料〉からお金を生みだす新戦略』なのかもしれない。また、今回の大震災でポンと私財100億円を寄付した超人・孫正義(ソフトバンク創業者)の経営学も大いに読まれていることであろう。

それにしても、日本の経営者でかくも多額の寄付をした例はなく、孫正義の決断力と器量の大きさには瞠目する。

日本の経営学というと、どうしても米国からの翻訳が主流となりがちだが、明治維新によって世界に経済の門戸を開いた『日本資本主義の父』渋沢栄一は「右手にソロバン、左手に論語の「道徳経済合一説」の理念を唱えた。これはリーマンマンショックを引き起こした米国の収益至上主義的なビジネスモデルとは明らかに対極にあるものであり、きわめて日本的な経営哲学であり、勤労態度といえるであろう。いわば、武士だった渋沢が刀をソロバンに持ち替えたとは言え、商売の本質は公共に尽くすものという武士道精神が根底に強く流れている。

この渋沢哲学が約150年たった現在まで、ベンチャー経営者、サラリーマン経営者、中小企業経営者までその背骨に連綿と受けつがれてきたことは間違いない。現在、日本の経営者、サラリーマン精神はいわば武士道、儒教、仏教的なものがミックスされて日本的な経営学と米国流とのハイブリット型であるいってよい。』

これはその一部。

次の日本を代表する創業者たち80人の名言、至言、格言を2頁で簡潔な1編に仕立てた。おもしろい、ためになり、元気になるよ。読んで、覚えて、元気になる、読むクスリを一服どうぞ!

青井忠治、浅野総一郎、安藤百福、池田亀三郎、石川一郎、石橋 信夫、飯田 亮、井植歳男、石本他家男、市村清、出光佐三、岩井勝次郎、岩切章太郎、岩崎弥太郎、伊藤忠兵衛、伊藤 雅俊、稲盛 和夫、井深 大、牛尾 治朗、馬越 恭平、江崎 利一、大倉喜八郎、大塚 正士、大原孫三郎、岡田 卓也、岡野喜太郎、小倉昌男、小林 中、小林 一三、渋沢 栄一、嶋田 卓爾、下村彦右衛門、小原鉄五郎、鹿島守之助、小菅 丹治、鈴木 修、鈴木三郎助、孫 正義、立石一真、、田路 舜哉、辻 信太郎、堤 康次郎、坪内 寿夫、豊田幸一郎、鳥井信治郎、中内 功、中島董一郎、中山 素平、永野 重雄、永守重信、西本 貫一、根津嘉一郎、藤原銀次郎、堀 威夫、野村 徳七、服部金太郎、早川 徳次、福富 太郎、堀場 雅夫、本田宗一郎、松下幸之助、三木谷浩史、三島海雲、宮崎甚左衛門、宮島清次郎、森 泰吉郎、森 矗昶、盛田 昭夫、安田善次郎、柳井 正、矢野 恒太、山内 溥、山下亀三郎、山田 晃、山田 光成、山本 猛夫、吉田 忠雄、米山 稔、渡邊美樹

 

 - 人物研究, 戦争報道, 現代史研究

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

陸羯南(くがかつなん)の日清戦争論⑥―日清戦争は約1800年前の神功皇后の三韓征伐、秀吉の朝鮮出兵以来の壮挙

陸羯南(くがかつなん)の日清戦争論⑥ 韓国問題が日清、日露戦争の原因―『我東洋問 …

no image
今後の日本の「エネルギー政策」を考える記者会見―豊田正和、柏木孝夫、今田高俊氏の講演、会見録

今後の「エネルギー政策」を考える記者会見― 日本記者クラブでの講演会 &nbsp …

no image
速報(13)『日本のメルトダウン』(3・11)を食い止める!原子力安全委員長の無責任発言と『今後は神のみぞ知る』

速報(13)『日本のメルトダウン』(3・11)を食い止める! 原子力安全委員長の …

★『明治維新から154年目、日本で最も独創的,戦闘的,国際的な経営者とは一体誰でしょうか(❓) <答え>『出光興産創業者・出光佐三』でしょうね。 かれのインテリジェンス、国難逆転突破力、晩年長寿力 に及ぶ大経営者は他には見当たらない』★『「海賊とよばれた男」出光佐三は石油メジャーと1人で戦った』

    2016/08/20  日本リー …

no image
日本リーダーパワー史(629)日本国難史にみる『戦略思考の欠落』(22) 『川上操六は日清戦争は避けがたいと予測、荒尾精の日清貿易研究所を設立しで情報部員を多数養成して開戦に備えた』。

 日本リーダーパワー史(629)  日本国難史にみる『戦略思考の欠落』(22) …

no image
終戦70年・日本敗戦史(61)徳富蘇峰が語る『なぜ日本は敗れたのか』⑫暗中模索の対支(中国)政策の大失敗

  終戦70年・日本敗戦史(61) A級戦犯指定のが語る『なぜ日本は敗れたのか』 …

『オンライン講座/真珠湾攻撃から80年⓵』★『 国難突破法の研究①』ー『太平洋戦争の引き金を引いた山本五十六のインテリジェンス』★『 トップリーダの心得「戦争だけに勇気が必要なのではない。平和(戦争を止める)のために戦うことこそ真の勇者である」(ケネディー)』

    日本敗戦史(41)『太平洋戦争の引き金を引いた山本五 …

no image
日本リーダーパワー史(318)<本物のリーダーとは、この人をみよ>大津波を予想して私財を投じて大堤防を築いた濱口悟陵

日本リーダーパワー史(318)   <本物のリーダーとは、この人をみよ …

★『米朝核戦争勃発を防げ!、今こそふりかえれる日本史上/最強の勝海舟のリーダーパワー史(879)ー『英雄・偉人・大バカ・軍人・凡人・みな屁なチョコよ』<「ナアニ、明治維新の事は、おれと西郷とでやったのさ!』

 日本史上/最強の日本リーダーパワー史(879)   日本リーダーパワー史(15 …

『日本の運命を分けた<三国干渉>にどう対応したか、戦略的外交の研究講座④』★『日清戦争の原因の半分は朝鮮紊乱(大院君派と閔妃一派の激烈な権力闘争)とそれによる壬午事変・甲申事変と長崎事件がある』

逗子なぎさ橋珈琲テラス通信(2025/11/08am700) 朝鮮紊乱と長崎事件 …