前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

岩切徹が斬る昭和戦後芸能史>『美輪明宏こそ稀人』『三島由紀夫、川端康成、志賀直哉』『 吉永小百合の人気』

   

岩切徹が斬る昭和戦後芸能史>
 
『美輪明宏こそ稀人、本物のアーティスト
クレィジーキャッツ、植木等の無責任節は・』
『三島由紀夫、川端康成、志賀直哉

『「若大将』の加山雄三の苦労』
『民間版の皇室アルバムの
吉永小百合の人気』

 
               前坂 俊之(ジャーナリスト)
 
この一連の写真は40年以上、週刊誌、雑誌で活躍中の佐々木恵子カメラマンが撮影した人物傑作写真で、ノンフィクション作家の岩切徹氏と前坂俊之(ジャーナリスト)の3人で、ずっこけ写真座談会を開いた。
 
 佐々木恵子さんは「私のメールアドレスは、パパラッチではなくbabalacci(ババラツチ)よ!」と笑顔で自己紹介するお茶目な女性。20歳のときの東京オリンピック取材に始まり、現在も週刊誌の第一線で忙しい毎日の現役女性カメラマン。
今年3月には、昭和40年代(1965年―)週刊誌「ヤングレディ」で撮影した写真を中心の写真展「OLDIES」を開催した。佐々木さんは東京オリンピック時、女子選手村を撮るカメラマンとして講談社に入り、「ヤングレディ」で、昭和40年代に芸能人ら2千人以上を撮影した、膨大なネガがあり、それを整理し、順番に公開している。

岩切徹が斬る昭和戦後芸能史ー美輪明宏こそ稀人、本物のアーティスト

岩切 徹氏はノンフィクション作家。宮崎県生。『ブルータス』『ターザン』等の編集に携わった後、三宅一生と親しく『一生たちISSEI MIYAKE 1970-1985』『毛利の服』などの編集を担当。パリ、ニューヨークで長く生活した。
著書に『亡命者』(岩波書店、1991年)など。同書は「20世紀の芸術は国境をこえる。アレナス、陳凱歌、リュビーモフ、アルメンドロス、バリント、クリストら8人との対話により、創造のために祖国を捨てた芸術家たちの内面の闘いを照らし出した」鮮烈な現代芸術入門。
 
現在では、テレビのコメンテーターとしても幅広く活躍し、特に週刊誌『AERA』の『現代の肖像』の人物論はピカイチで、切れ味鋭い異色の人物評論を毎回展開し圧倒的である。氷川きよし、まど・みちお、ミッキーマウス、松本健一、浅野妙子、久石譲、上原ひろみ、石黒浩、キャンディーズ、曽根中生ら多数を取り上げ、最新の2012年12月3日号では『脱原発の役者の軌跡、山本太郎』を見事に描いている。
抜群の筆力の名文家だが、しゃべりの方も大変ユニークで、その軽妙な分析力とコミカルな語り口で爆笑を誘う漫談家でもある。

岩切徹が斬る昭和戦後芸能史ークレィジーキャッツ、植木等の無責任節は

岩切徹が斬る昭和戦後文壇史ー三島由紀夫、川端康成、志賀直哉

切徹が斬る昭和戦後芸能史ー 「若大将』の加山雄三の苦労

ー民間版の皇室アルバムの 吉永小百合の人気

 - 人物研究 , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
福沢諭吉が語る「サムライの真実」(旧藩事情)③徳川時代の中津藩の武士階級(1500人)は格差・貧困社会にあえいでいた。

   NHK歴史大河ドラマを見ると歴史の真実はわからないー …

『百歳学入門(215)』100歳時代の世界のシンボル・ギネス芸術家・平櫛田中(107歳)の長寿パワー(気魄・禅語)に学ぶ』★『悲しいときには泣くがよい。つらいときにも泣くがよい。 涙流して耐えねばならぬ。不幸がやがて薬になる』

  記事再録/2010/07/31 日本リーダーパワー史(77) 『超 …

no image
『リーダーシップの日本近現代興亡史』(226)/日米戦争の敗北を予言した反軍大佐、ジャーナリスト・水野広徳(上)」『 松山で下級武士の子として生まれるが、一家離散に』★『海軍軍人になり、日本海海戦で活躍』★『「此一戦」の執筆を空前のベストセラーとなる』★『 日米戦争仮想記「次の一戦」で、匿名がバレて左遷』★『第一次大戦中の欧米へ視察旅行へ、』★『再び大戦終了後の欧州視察へ、思想的大転換、軍備撤廃主義へ』

 日米戦争の敗北を予言した反軍大佐、ジャーナリスト・水野広徳② &nb …

no image
日本リーダーパワー史(480)日本最強の参謀は誰か-「杉山茂丸」の交渉術⑥ 『世界の金融王モルガン顧問弁護士が絶賛』

   日本リーダーパワー史(480)   …

no image
<屁(おなら)のような昭和史>浜口雄幸、吉田茂

               2007年6月10日、    雑誌「本」に掲載   …

『オンライン講座/ウクライナ戦争と日露戦争の共通性の研究 ⑨』★『日露戦争勝利と「ポーツマス講和会議」の外交決戦②』★『その国の外交インテリジェンスが試される講和談判』★『ロシア側の外交分裂ー講和全権という仕事、ウイッテが引き受けた』

  以下は、 前坂俊之著「明治37年のインテジェンス外交」(祥伝社 2 …

no image
日本メルトダウン( 975)―『トランプショックの行方!?』●『日本は孤立没落の危機!トランプ時代の世界はブロック化する』●『トランプ新大統領、中国には脅威と好機 経済的・地政学的には両面の影響がありそうだ』★『「悪夢」「ブレグジットよりひどい」 トランプ氏当選、世界に衝撃』●『トランプ政権で、対シリア政策はどうなるのか』◎『NYタイムズ、トランプ次期大統領の「公正な」報道を約束』◎『トランプ氏、大幅軍拡を宣言 対IS計画は「就任後に軍が策定」』

   日本メルトダウン( 975) —トランプショックの行方!? & …

『世界漫遊・ヨーロッパ・街並みぶらり散歩』★『2016/5『ポーランド・ワルシャワ途中下車③ 『世界遺産の旧市街』ナチスにより徹底的に破壊された市街は市民により丹念に復元され世界遺産となった➂

    2016/06/04  『F国際 …

「オンライン・日本史決定的瞬間講座⑩」★『「電力の鬼」松永安左エ門(95歳)の75歳からの長寿逆転突破力①』昭和戦後の日本が敗戦によるどん底から奇跡の復活を遂げたのは松永安左エ門(95歳)が電力増産の基盤インフラ(水力発電ダムなど)と9電力体制を万難を排して実現したことで高度経済成長が実現した』①

第4章 「電力の鬼」・松永安左エ門(95歳)の「岩は割れる」①   昭 …

『F国際ビジネスマンのワールド・ウオッチ(15)』★『ポルトガル・リスボン旅行日記③ー『エンリケ航海王子没後500年の1960年に出来た高さ52mの白亜記念碑『発見のモニュメント』

  2012/12/24  『F国際ビジネスマンのワールド・ …