前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

日本メルトダウン脱出法(734)昭和史を一言にすると『国大といえども戦いを好む時は必ず滅び(大東亜戦争)、天下安しといえども戦を忘るる時は必ず危うし(現在の安保法案論議の世論)』

      2015/09/23

 日本メルトダウン脱出法(734)

安保法案成立(9/19日)

  •  昭和史を一言にすると『国大といえども戦いを

  • 好む時は必ず滅び(大東亜戦争)、

  • 天下安しといえども戦を忘るる時は必ず危うし

  • (現在の安保法案論議の世論)』

これは「日本海海戦」の名著「此の一戦」を書いた「反戦平和」の海軍大佐・水野広徳の遺言である。

  • 「平和憲法」「集団的自衛権」の「神学論争」を70年続けている思考停止国家日本の「死に至る病」が『安保法案』論議で再発した。
  • 憲法は国の行動マニアルであり、国内法を律する。では、憲法で他国を律せられるか。対外戦争、対外脅威は憲法で食い止めることができるのか。最終的には国際法、国連で律せざるを得ない。安倍首相に『憲法を守れ』というと同時に、中国、北朝鮮に対しては国際法を守れと強くけん制しなければならない。万一、武力衝突に発展した場合のリスクを想定したあらゆる法整備は緊急の課題であることは日々の国際紛争ニュースを見ているとわかるはず。
  • ところが、いつものごとくマスコミは「安保法案の国会審議では」中国の覇権・膨張主義へのリアリズム(現実主義)思考ができず、センチメンタルで画一的、時代錯誤のの空理空論平和主義を説き、アジェンダセッティング【議題設定】を間違い【大きなニュースよりも小さいニュースの偏重、最大多数の最大幸福ニュースよりも最小不幸のニュースに焦点をあて)、テレビは『ノイズ』【雑学エンタメ情報)を流し続けていた。

宮家邦彦]【「強行採決」と見出し打つ朝毎東】~“議事妨害”横行する国会に疑問

http://japan-indepth.jp/?p=21909

[古森義久]【議会制民主主義の無視求める朝日新聞】~国会周辺に集まる群衆の主張こそ全日本の意見?~

http://japan-indepth.jp/?p=21817

[古森義久]【中国新鋭兵器より旧日本軍手りゅう弾報じるNHK】~弾道ミサイルの脅威に触れず~

http://japan-indepth.jp/?p=21466

60年安保デモ参加者が目にした「その後の日本」ー日本の平和を守ったのは皮肉にも日米安保だった

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/44785

古森義久]【安倍首相に対する常識外れの罵りに疑問】~「お前は人間じゃない!」と叫ぶ大学教授~

http://japan-indepth.jp/?p=21744

[古森義久]【習近平主席は日本を不当に悪魔化している】~英「エコノミスト」巻頭論文に載った批判~

http://japan-indepth.jp/?p=21399

「非中立」の本性が露わになってきた国連事務総長ーこうなることは最初から分かっていたはず

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/44828

 - 現代史研究

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

●『徳川封建時代をチェンジして、近代日本を開国した日本史最大の革命家・政治家は一体だれでしょうか講座②』★『国難の救世主「西郷隆盛のリーダーシップはー「敬天愛人」「命も名誉も金もいらぬ」「子孫に美田を残さぬ」が信条』★『これだけの大民主革命をやり遂げた政治家は日本史上にいない』

  2017/10/29    …

『オンライン講座/百歳学入門(236)★『人生/晩節に輝いた偉人たち②』★『日本一『見事な引き際・伊庭貞剛の晩晴学②『「事業の進歩発達を最も害するものは、青年の過失ではなく、老人の跋扈(ばっこ)である。老人は少壮者の邪魔をしないことが一番必要である』★『老人に対する自戒のすすめ』 

2010/10/25  日本リーダーパワー史(102)記事再録 &nb …

no image
日本リーダーパワー史(357)●『東西冷戦の産物の現行憲法』『わずか1週間でGHQが作った憲法草案 ④』

日本リーダーパワー史(357)                &nbs …

『Z世代のための日韓国交正常化60年(2025)前史の研究講座④」★『井上が書いた「華兵凶暴」の記事に支那側(李鴻章)か猛反発、井上の暗殺指令を出し、『漢城旬報』の販売差し止めを命じたので井上は辞任1884年(明治17)5月に帰国した』

  「華兵凶暴」の記事が支那側から激しい抗議があり、辞職、帰国のやむな …

no image
『なぜ日中韓150年の戦争・対立は起きたのか』/『原因」の再勉強ー<ロシアの侵略防止のために、山県有朋首相は『国家独立の道は、一つは主権線(日本領土)を守ること、もう一つは利益線(朝鮮半島)を防護すること」と第一回議会で演説した。これは当時の国際法で認められていた国防概念でオーストリアの国家学者・シュタインの「軍事意見書」のコピーであった。

記事再録/日本リーダーパワー史(701) 日中韓150年史の真実(7) 「福沢諭 …

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(198)ー『日本敗戦史』㊱『来年は太平洋戦争敗戦から75年目―『日本近代最大の知識人・徳富蘇峰(「百敗院泡沫頑蘇居士」)の語る『なぜ日本は敗れたのか・その原因』②―現在直面している『第二の敗戦』も同じパターン』

    2014/12/03 /『ガラパゴス国家・ …

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(302)★『生死一如/往生術から学ぶ①『元気とは性欲、食欲、名誉欲、物欲、金銭欲がふつふつと煮えたぎっている状態、つまり煩悩である。その元気が死を覆い隠しているのです」とね。

    2010/01/21 &nbsp …

★『Z世代のための日本政治家講座㉓』★『明治最大の奇人、超人とは『西郷隆盛の弟・西郷従道です』★『日本海軍の父・山本権兵衛を縦横無尽に 活躍させた大度量」★『日露戦争でロシアに完勝した日本海軍を建設したのは西郷従道で抱腹絶倒の大巨人で超面白い!①

  2016/07/04    日本リーダーパワー …

no image
『オンライン/新型コロナパンデミックの研究』ー『感染症を克服した明治のリーダーたち②』★『後藤新平と台湾統治と中国のねじれにねじれた100年関係』(5月15日)

後藤新平と台湾と中国                    前坂 俊之(ジャーナ …

no image
日本メルトダウン脱出法(584)●「4つの日中共同声明に立ち帰り、趣旨を確認せよ」●「なぜ小渕優子前経産相は「収支がわからない」のか?

  日本メルトダウン脱出法(584)   &nbs …