トランプ対金正恩の『世界スリラー劇場』は第3幕の「悪口雑言編」に突入したが、今度これまで比較的安定していた、日本の政治状況が『天災・地震は忘れたころにやってく
る』とばかり、一挙に流動化/してきた。
『安倍自民党』落城か?とまで、ニュースは大きくなってきている。これはフェイクニュースなのかね。
格言①『自信から、自身が驕った時に突然、地震はやってくる。
次なる、人間の不変の法則は
格言②「安定は不安定であり、不安定は安定である」。
人間は生活が苦しくなり不安定になれば、安定しようと一生懸命に働き、努力
する。企業の場合もしかり。100年安定した大企業も、そこにおごり安住すると
東芝、シャープのように一瞬にして倒産し、倒産の危機を免れない。
政治の世界、政党も同じ運命である。安定した、おごった多数党は数の力で野党を無視しがちであり、そこで油断が生じて、一挙に不安定化する。
10月10日から「安倍自民党対小池希望の党」の戦(いくさ)が始まる。
すでに、情報、宣伝戦、謀略戦は火花を散らしているが、安倍解散の先制攻撃は小池の電撃党首就任と民主党との合流、合併戦略による、軍団布陣に慌てふためいている状況だ。
政治家は最低に日本戦史から学ばなければならない。見事な小池尼将軍の戦いぶりをみていると織田信長の桶狭間の奇襲戦い、
信長の桶狭間「奇襲」を成功させた情報戦
https://mainichi.jp/premier/business/articles/20151002/biz/00m/010/012000c
と、北条政子の『尼将軍』のスピーチのうまさよ、勝負勘、
リーダーシップを感じる。
北条政子を5分で!おもしろエピソードや圧倒的な演説って?
http://r-ijin.com/houjou-masako/
もう1つ余談、予断・・
今のエリートは高級官僚か、政治家か、大企業のCEOか、はよくわからないが、
明治、大正、昭和でいえば、国家の最高エリートは国家戦略、防衛政策を
一手に担った陸軍参謀本部の将校たちであった。結局、この連中の御判断
ミスリードで、日本は敗戦、亡国した。
A級戦犯、アジア太平洋戦争当時の東条英機の厳父・東条英教(ひでのり)
は最優秀で陸軍大学校を卒業して、ドイツに留学し、参謀将校になった
が、日本の戦史については全く読んでおらず、ほかの参謀本部員も
あまり勉強していなかったという。
また、師団に出されても実践のできない、指揮できない、リーダーシップに欠けや、人心収攬できない落第の指揮官が多かったという。
http://www.maesaka-toshiyuki.com/person/2396.html
今の政治家にも、この手の国を治めるリーダーシップや理念
、実力のない「学歴エリートの虚人」たちが多いのは、
毎週のように週刊誌の絶好のえさにされているのを見るとよくわかる。
もう1つ、余話、歴史話を続ける・・
絶対絶命に陥ったらどうするか、一目算に逃げ出す、自分1一人が生き延びようと思っても、どうなるものでもない。『あとは天に任す』、
織田信長の「金ヶ崎の戦い」がいい見本である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E3%83%B6%E5%B4%8E%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84
敗軍の兵には目もくれず信長はわずかの手兵をつれて、
一目散に逃げた。しんがりは秀吉に任せて。
敗軍間違いない前原『旧民進党』の撤退作戦は見事に成功した、と思う。
前原氏はこれまでの失敗からまなんだのであろう。
「失敗は成功の基、成功もあとには失敗が待っている」。
野田、菅元首相、枝野氏らは小池側から「選別・排除」された、という。
当たり前である。政治理念のことなる政党が数合わせ、集まってもし
「政権」を取れば、(その可能性は高まっている)同じ内部混乱、バラバラ、不統一の政党の失敗をくりかえすだけだから。
政治家の劣化、官僚の劣化が著しい。国破れて、政治家、官僚ありに出はいけない。
与党も野党も「政治家」を続けて、世襲議員の家業にしようなどという
連中が多すぎる。
「自民党単独で100議席減」と情勢調査 安倍首相退陣が現実味、どうする小池都知事?〈週刊朝日〉https://dot.asahi.com/wa/2017100300016.html
公開日: